白髪染めにはいくつかの選択肢があります。ヘアカラー、ヘアマニキュア、カラートリートメントにヘアマスカラ。皆さんは、何派ですか? 「どのケアにも、メリットとデメリットがあります」と話すのは、毛髪診断士の田村マナさん。白髪ケアの選び方をご指南いただきました。
田村マナ(たむら まな)
美髪アドバイザー、毛髪診断士、スカルプケアリスト。国際線のCA時代に、機内の過酷な環境による髪のトラブルに悩み、髪の専門家に転身。現在は「美髪メソッド」の情報発信や啓蒙活動、商品開発など幅広く活動中。これまでに約15000人を指導し、薄毛、抜け毛、白髪といった深刻な悩みを改善してきた。その確かなメソッドで20代~80代まで幅広い年齢層から支持を得ている。
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OurAge世代にとって、終わりのない白髪染めは悩みの一つ。ケアしてもどんどん伸びてくる白髪。これからずっと付き合っていくものだから、自分に合った方法を見つけたいですね。その前に、まずは白髪のメカニズムについて知っておきましょう。
■メラニンがないと、髪の毛は真っ白
「髪が黒く見えるのは毛髪内部にメラニンが存在しているため。頭皮にあるメラノサイトでメラニンという色を作る細胞が働いて、髪の毛ができる過程でメラニンが取り込まれて、色がつきます。このメラニンには赤毛や金髪になるメラニンと、黒や茶系になるメラニンの2種類があり、遺伝で決まります。メラノサイトが正常に働けば髪に色がついてくるのですが、何らかの理由で働かなくなると白髪が生えてきてしまうんです。加齢や遺伝、ストレスなども影響します」
■髪に傷みが少なく、しっかり染まるのが理想
では、白髪染めの種類について、メリットとデメリットを教えていただきましょう。主には、以下の4つです。
① ヘアカラー
② ヘアマニキュア
③ カラートリートメント
④ ヘアマスカラやヘアファンデーション(1日だけの白髪隠し)
「もっとも多くの方がされているのは、➀のヘアカラーだと思います。しっかり染まって色もちもいい。でも、髪にダメージを与えやすく、染めたいときにすぐに染められないのがデメリットです。ツンとした独得のにおいが気になるという声も多いですね。
②のヘアマニキュアは髪の傷みが少なく染められるのがメリットです。しかし2、3週間程度しか色が持たないことがデメリット。うっかりすると顔まわりに色がついてしまうので、気を遣わなければなりません。
③のカラートリートメントはシャンプー後のトリートメントとして使えるので、いつでも白髪ケアができて、時間もあまりかかりません。しかし、色が入りにくく、色落ちが早い、といったデメリットがあります。
④ のヘアマスカラやヘアファンデーションは一時的に白髪が隠せるもので、おでかけ前などに白髪が気になったときにすぐに使える応急対策品として活躍します。しかし、洗髪で落ちてしまうので持続性がなく、毎日使わなければならないのがデメリットです」
なるほど、どれも良し悪しがありますね。髪に傷みが少なく、白髪がしっかり染まるのが理想。実は白髪染めにもうひとつ、新しい選択肢が増えました。
■「黒髪メラニンのもと*1」で黒髪色を取り戻し、ハリ・コシも与える新しい白髪ケア
花王から誕生した「リライズ 白髪用髪色サーバー」は、「黒髪メラニンのもと(*1)」で黒髪色を取り戻す新しい白髪ケア。
「髪に負担をかけないし、シャンプー後のトリートメントのように使うだけなので、手軽さも抜群です!」
100%天然由来の『黒髪メラニンのもと(*1)』をキューティクルに定着させて、黒髪色にしていくというリライズ。色落ちも少なく、髪にやさしく、しっかり染まる、まさに白髪染めのいいとこ取り! この先も続く白髪ケアだから、やっぱり髪にやさしいものを選びたい。ハリ・コシも与えてくれて、洗い上りはふっくら艶やかな髪に。トリートメントもできて、しっかり染まる待望の次世代型(*2)白髪ケアです!
Rerise(リライズ)白髪用髪色サーバー<染毛料>155g/つけかえ用190g
使い方はとても簡単。シャンプー後の髪になじませ、5分おいてから流すだけ。使うたびに、「黒髪メラニンのもと(*1)」が髪表面に定着し、自然な黒さを補っていきます。
*1 着色成分(ジヒドロキシインドール)
*2 花王の白髪ケアにおいて。次世代型白髪ケアとは、浴室内で使用するジヒドロキシインドール(着色成分)を配合した染毛料。
撮影/山田英博 ヘアメイク/木村三喜 構成/島田ゆかり
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