雨天の合間を縫って、この時期が一番美しい花の写真を撮りに、行くことにしました。
その前に、ちょいと腹ごしらえ。
お洒落なカフェやレストランが、色んな媒体で紹介される中、個人的にこっそり昭和な喫茶店ブームなワタシ。
自宅から目的地に向かう前に、昔ながらな、それでいて地元に愛されつづけているお店でランチを食べることにしました。
幹線沿いに佇む、「cafe de casa アトリエ」。1973年創業。
以前は内部も昭和な少々狭苦しい感じのレストラン喫茶だったのですが、昨年改装されたそうで、すっきりとそして広々した店内になっていました。
こちらのお店、洋食はなんでも美味しいのですが、本日は定番人気な「日替わりランチ」をオーダー。
そうして、やってきたのは、誰もが思い描く”喫茶店”の”日替わりランチ。↓
この日は”魚のソテー(わさび醤油)&豚ヒレカツ、具だくさんの野菜味噌汁、ライス、そして食後の珈琲。期待を絶対裏切らない、味とボリューム。これで950円なんて、素晴らしき老舗喫茶のコストパフォーマンス!!!(笑)
意外と都会の真ん中で、この「The 日替わりランチ」を探そうと思ってもなかなか、ないんですよね~。
「アトリエ」含むこういう昭和な雰囲気の喫茶店は老若男女問わず、様々な人種が客層であることも魅力。
そうなると、喫煙が気になるところではありますが、こちらのお店ではランチタイムにはちゃんと分煙して下さってます。そのお気遣いも◎(二重丸)。
そんな「アトリエ」なのですが、珈琲にはこだわりがあって、メニューには、水出しのアイスコーヒー等もあります。お店オリジナルなコーヒーカップにも年輪を感じます。
お腹が満たされたところで、そこから車で20分弱。
広島県府中市にある”あじさい寺”として有名な「神宮寺」にやってきました。
噂に聞いたことはあったものの、実は私来るのが初めて。
ちょうど旬な日時に来たようで、沢山の紫陽花が咲いていました。
境内の中には80種3000株の紫陽花があるそうです。
階段沿いの傾斜部分はこんな大きな紫陽花も。
雨上がりのこの日は、しっとりとした雰囲気の中、数々の紫陽花の花を堪能できました。
紫陽花溢れる遊歩道を登っていった先には鐘つき堂。
「撞いてもらってかまわんよ。」と案内の人がおっしゃっていたので、ドーーーン、と撞かせていただきました。響く鐘の音が胸にズシンと入ってきて、気持ちいい~~~。
昨年は暑い国にずっといたせいか、こういう四季を感じる紫陽花の花は、本当に日本独自の魅力のひとつだなぁ、としみじみ感じました。
雨季には雨の似合う「紫陽花」咲く日本。
素敵ですね。
広島県府中市観光協会 神宮寺(あじさい寺)
http://fuchu-kanko.jp/fkan/?page_id=1107