HAPPY PLUS
https://ourage.jp/odekake_joshigumi/146496/

大使館に行ってみませんか。チェコ大使館の「ヤン・ヴィチャル展」へ

hijiri

hijiri

都内在住。家族の赴任に伴い、オランダに四年、香港に三年半住み、現地の会社で働いていたことも。”やらない後悔よりやる後悔”がモットー、興味を持ったらまずは行動! 最近のマイブームはランニングです。普段から着物を愛好し、自称普段着物研究家。そんな着物姿でぶらぶら、走りながらきょろきょろと見つけたおでかけ情報を発信していきます。

記事一覧を見る

普段の生活ではあまりご縁のない大使館という場所。あるのは知っていても行ったことがないという方も多いのではないでしょうか。

 

各国の大使館は、日本に来る自国民のサポートも重要なお仕事ですが、実は日本での自国の広報も兼ねています。どれだけ、自分の国に興味を持ってもらえるか、なので、面白い展示会やイベントなどを開催している大使館も多いのです。

 

そんなひとつ、チェコ共和国の大使館併設のチェコセンターで開催されたヤン・ヴィチャル展「どこに、どこに世界の涙はあるのか︖」のオープニングパーティに行ってきました。

イベントは7月20日で終了

 

ヤン・ヴィチャル氏はリノリウム版画、木版画、銅版画などで作品制作を行うチェコのグラフィックアーティストです。彼はアメリカの詩人であるサリー・ボールと一緒に「HOLD」と題したプロジェクトに取り組んでおり、今回の展示作品はそのプロジェクト作品を中心に、さらに大判作品も展示されていました。

こちらがヤン・ヴィチャル氏。

大使の挨拶も。

作者自ら作品について説明してくれます。

 

ほかにもお楽しみが!

このチェコセンターでのイベントではチェコビールやワインなども振る舞われたりすることも。
これが結構楽しみだったりもします(笑)

今回のオープニングパーティでは、さらには生ギターでのミニコンサートまで。作品の世界観にぴったりあった演奏、贅沢です。

このサリー・ポールの「Hold」という詩はけして明るい物語ではありません。
それをモチーフにした作品も一見暗く悲しげで、日本にで生活する私たちからはあまり現実味がありません。たぶん自分から進んでは見たり手に取ったりすることはあまりないように思います。

 

けれども、こうやってそれが生まれた背景や国の文化を知り、実際の作品の背景などに思いを馳せる機会を得ると、ただ「悲しいなあ」「自分じゃなくてよかった」というようなステレオタイプの感想から一歩進めるように思います。
それこそが異国を知ることでもあり、よさだとも思うのです。

 

 

日本にいながらにして異国気分が味わえる空間へ。誰でも入れるイベントなども行われています。機会があればもっと気軽に足を運んでみませんか。

 

チェコセンター
http://tokyo.czechcentres.cz/

場所別・テーマ別おでかけ情報はこちら >

同じ場所・テーマから記事を探す

#関東 #東京23区内

おでかけ女史組の正しい楽しみ方
おでかけ女史組 キーメッセージ おでかけ女史組 キーメッセージ

今日の人気記事ランキング

OurAgeスペシャル