暑ーい夏ですが、チョコレートのお店にお邪魔しました。
サンフランシスコ発祥のBean to Barチョコレートのお店、ダンデライオン・チョコレート。
東京蔵前や伊勢神宮の近くにもあり、今年の春には京都にもオープンしました。
高台寺の近くで雰囲気も良い場所にあり、京都東山一念坂店にしかないメニューもあります。今回は京都東山一念坂店のみ予約優先の、カカオバーに行ってきました。
まず、Bean to Barチョコレートとは。
最近増えているBean to Barチョコレート。
カカオ豆(Bean)からチョコレートバー(Bar)になるまですべての工程を一貫してそのお店で行う、という事です。
それまでは製菓用のチョコレートを仕入れ、それを加工してチョコレートやチョコレート菓子を作っていました。
ダンデライオン・チョコレートは、カカオ豆の産地全てを訪れ、良質なカカオ豆を輸入し、チョコレートを作っているようです。
ダンデライオン・チョコレートはBean to Bar チョコレートの先駆け。
サンフランシスコからチョコレートを仕入れるだけでなく、蔵前のお店でも製造しています。
そのBean to Barのチョコレートやカカオを多面的に使ったデザートと、それに合わせたアルコールとのペアリングを楽しんでもらおうというのが京都東山一念坂店のカカオバーです。
カウンターでイケメンシェフが目の前でデザートを作り上げ、バーテンダーがそれに合うドリンクを作ってくれました。
まずは紫蘇とカカオパルプのグラニテを。
暑い中を歩いて来たので、これで冷んやり。
お口の中もサッパリです。
3種類あるアラカルトのデザートのうち、私が選んだのはこちら。
Bean to Bar Ice Creamです。
左から、カカオパルプのソルベ、カカオニブのアイスクリーム、チョコレートのアイスクリーム。
カカオパルプとは、カカオ豆の周りにある白いふわふわした果肉。
カカオニブとは、ローストしたカカオ豆を細かく砕いて外皮を取り除いたもの。
チョコレートは…わかりますよね? チョコレートになる、まさにBean to Barの段階を順に踏んでいるのです。
ドリンクはアルコール、ノンアルコールの2種から選べますが、アルコールのあるか無いかでも全然違う物が提供されます。私はノンアルで。バーテンダーのお兄さんが作ってくださいます。
檜の香りも楽しんで下さい、と。
エスプレッソをベースに、柚子、山椒、ジュニパーベリーとジャスミンティーをシェイク、最後にローリエを乗せて。
ボタニカルがテーマだそう。
ステキな雰囲気の中、カウンター越しにお話しながらスイーツとそれに合うドリンクをいただき、外の暑さも忘れてゆっくりできました。同行の友人も大満足でしたよ。
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店内ではチョコレートを使用したスイーツなども販売。
2階にはイートインスペースもあるので手軽にお邪魔できそうです。
店構えからして少し敷居が高そうかと思いきや、明るく気軽な感じで、とてもフレンドリーな店長さんともお話ができて楽しい時間が過ごせました。
この日は夏越の祓え。
京都では茅の輪くぐりをしたり、水無月を食べる風習があります。
八坂神社が近かったので、今年前半の穢れを祓ってきました。
沢山の人が並んでいました。
この日は色んな神社で茅の輪くぐりができます。
そして。
帰りに祇園で水無月を購入。
家族はこれを食べて穢れを祓います。
最近まで知らなかったのですが、水無月を食べるのは京都ならではの行事だったんですね。
6月に入ると和菓子屋さんではどこにも置いてあり、季節を感じる事ができます。これが終わると夏本番。
7月の京都では1カ月に渡り祇園祭りが行われました。
山鉾の中には乗れるものもあるので、来年、機会があれば是非!
ダンデライオン・チョコレート 京都東山一念坂店
https://dandelionchocolate.jp/shop/detail.php?shop_id=11