原宿竹下通り
今も昔も10代の若者が賑わう街。
パステルカラーのポップなスィーツや、コスメファッションOur Age世代にはちょっとパワーがいるところではないかなと…
そんな賑やかな通りを路地へ少し入ったところに、謎の研究所を見つけました。。
「介護美容研究所」??
職業柄どうしても目に入ってしまう「介護」の文字と「美容」の文字。
若者の街原宿に「介護」??あまりにもミスマッチ過ぎる。
そうなるともう、何をやるとこなのか気になって、居ても立っても居られない性格の私。
速攻リサーチ開始です。
「ケアビューティスト」
という聞きなれないワードを発見。どうやらスクールらしいけど、何をお勉強するのかどうしても知りたくて見学させて欲しいとお願いし、本当に特別ですよと一日だけ授業風景を見学させていただけることになりました。
我ながら、押しが強いです。
日本初の「介護」と「美容」に特化した専門スクールだそうです。
エイジレスな女性がこれからどんどん増えていく中で、どちらも絶対に必要な要素。
「介護が出来る美容家」 & 「美容が出来る介護職」
というイメージなのでしょうか。
そんな人達が増えてくれれば
高齢になっても美しくいることを諦めなくていい。
女性としてはワクワクする未来!
どんな人達がいるんだろう、どんな授業なんだろう…
早速、おじゃまさせていただきました。
伺った日はシニアメイクの授業でした。
先生はメイクアップアーティストのmami先生。
NYコレクションなど多方面でご活躍されています。とっても美しい先生で、こんな先生にメイクアップ教えてもらえたら絶対綺麗にしてもらえそう。
生徒さんは、看護師さんや介護士さんを始めOLさんやエステティシャンと様々でした。
みんな真剣な眼差し。
スキンケアの方法から丁寧に教えていただきました。
自分のメイクにも当てはまることいっぱい。
小鼻の下のファンデーション手抜きしてたなぁと反省したり。眉の描き方など、シニアメイク講座とは言っても毎日の自分のメイクの参考になることばかりでした。
カプサイシンを使用したぷっくりするグロスは先生の私物でしたが、みんなで体験させて頂きました。
ポカポカ唇がいつまでも暖かくて不思議な感じ。ぷっくりツヤツヤ。
歳をとると唇の弾力も無くなってしまうから欲しいアイテムですね。
座学の後は、生徒さん同士でメイクの実習
みんな緊張しながらも、凄く楽しそうでした。
誰かにメイクするって、なかなか機会がないですよね。知識と実際にやってみるのとは全然違うものだからいい体験になるかと思いました。
講座の最後は
モデルさんの登場‼︎
シニアというには申し訳ないお二人でしたが、すっぴんになっていただきメイク開始。
スキンケアから始まります。モデルのお二人も最初は何をされるのかと緊張した表情でしたが、生徒さんとコミュニケーションとりながら徐々に笑顔に。
普段は使わないアイシャドウにチャレンジしたり、リップを綺麗に塗っているうちに、何か内側からフツフツと湧き出てくるオーラが変わっていくのが側で見ていても伝わってきます。
お二人とも鏡を見てご自分の姿に驚かれていました。潜在していた乙女心が溢れ出てきた感じです。
本当に美しい笑顔!
最後に、兼ねてからの私の悩みであるマツゲについて先生に質問してみました。
「歳をとると瞼が下がってきて、マツゲは短く細くなってくる人が多いです。ビューラーを使っても肉を挟みそうで怖いし、マスカラも上手くつかない。つけまつげって、大人の女性にはどうなんでしょう。」
すると、良い機会なので色々なつけまつげでどのくらい変わるか実践してみましょう!と言ってくださり、モデルさんにも協力していただきつけまつげ色々試してみました。
おおっ!めちゃめちゃ自然な感じ!かわいーっ!!
そこから私が学んだこと。
瞼の形にもよりますが、瞼が重くなりがちは方は、かなり長めのつけまつげでも全然OK!
というより、長めの方がいいですね!
モデルさんのつけマツゲは、かなり長めなのですがとっても自然じゃありませんか?
介護美容研究所とは全く怪しい研究所でなく、ミライプロジェクトという会社が経営しているスクールでした。
まさに、女性にとっての嬉しい未来のプロジェクト。
いつまでも、キラキラした女性でいたいですもんね。
もっと広がって欲しいムーブメントです。
とても良い体験をさせていただきました。
ありがとうございました。
ミライプロジェクト
mami先生