奥入瀬を後にして十和田市へ。
30分ほどして到着したのは十和田市現代美術館です。
ガイドブックにもよく載っているフラワー・ホースが見てみたかったのですが、美術館の建物だけでなく、道を挟んだ広場など美術館周辺に作品が展示してありボリューム満点。
美術館を中心に、一帯に芸術作品が惜しげもなく置いてあります。
草間彌生の作品やキュートなオバケもいましたが、一番面白いなぁと思ったのは「ファット・ハウス」。
中に入れるのですが、中で流れている映像が哲学的。
しみじみ作品の良さを味わいました。
その後は青森市内へ。
これまた行ってみたかった青森県立美術館へ向かいます。
前日とは違うルートで八甲田山の自然を満喫します。
ここで見たかったのは奈良美智のあおもり犬!
彼の作品が大好きなのですが、絶対その作品を直接見てみたかったのです。
館内にも作品が沢山ありましたが、このあおもり犬も十和田市現代美術館の作品も、いくつかは外に置いてあり無料で見れるのです。
青森ってなんておおらかなんでしょう!
青森、スゴいです。
美術館の後は青森のホテルへ。
素泊まりにしたので晩ご飯を食べに駅前でウロウロしていると、人が並んでいるお店が。
ホタテが名物のようでしたが、その2階は居酒屋になっており同じモノも注文できるとか。
早速入ってオススメを頼みます。
青森名物、ほたての貝味噌焼きを。
ヒラメの刺身と貝ひもの刺身も。
とても美味しく、値段も安い!
ホテルでご馳走もいいですが、地元の方も訪れる気軽なお店もいいですね。
大満足でした。
さて。最終日はこの旅最大のイベント!
青森から秋田まで、リゾートしらかみの旅です。
海沿いの五能線を、なんと5時間以上かけて走ります。
時間にゆとりがないとできませんよね。
8時には青森駅へ。
乗ったのは「くまげら」。
他に「青池」、「橅」と3種類あるそう。
(※「しらかみ2号」が必ず「くまげら」編成になる訳ではありません)
こちらは特急ではなく快速なので色んな駅に止まります。
車内では三味線の演奏があったり、お土産や特産物の販売があったりしますが、千畳敷駅では15分の停車。電車から降りて千畳敷を堪能する時間もあります。
(※三味線の演奏、千畳敷駅停車はすべてのリゾートしらかみ号で行っているものではありません。
三味線:リゾートしらかみ1・2・3号の鯵ケ沢駅~五所川原駅間
千畳敷駅停車:リゾートしらかみ2・3・4・5号が停車)
そのほか、絶景ポイントでは車内アナウンスののち、速度を落としてくれるので皆撮影を。
かなりのんびりすごせました。
リゾートしらかみは全席指定、海側がA席です。
海側は人気ですぐ売り切れると聞いて、私も発売当日に買いに行きました。
実際乗ってみると、青森から秋田までずーっと乗ってる方はほとんどいらっしゃらなかったですが、白神山地へ行く方が多かったですね。
次はぜひ、白神山地へ行ってみたいなぁと思いました。
青森8:10発、秋田に13:27着。
ギリギリ間に合う!との事で、秋田唯一のナポリピッツァ協会認定のお店にランチへ。
はい。
ここでもピッツァは忘れません!
マルゲリータをいただきました。
未知の世界だった東北の旅。
感動した大自然。
山も川も海も堪能できました。
行きつけの旅先もいいけれど、初めての場所で沢山の刺激を受けるのもいい事かもしれません。食べる物も美味しくて、来年また季節を変えて行こう!と心に誓って帰りの飛行機に乗り込みました。
十和田市現代美術館
http://towadaartcenter.com/
青森県立美術館
http://www.aomori-museum.jp/ja/
リゾートしらかみ
https://www.jreast.co.jp/akita/gonosen/index.html
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