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京都の中心地に生まれた、大人の隠れ家のような滞在型ホテル 「東急ステイ京都 新京極通」

小原誉子

小原誉子

「京都観光おもてなし大使」&旅ライター
アナウンサー、テレビ番組プロデューサーなどを経て、集英社「エクラ」などのライターに。
2011年より京都に在住。
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京都の繁華街の中心地、四条通のアーケードの新京極通を少し入った、京都を楽しむ抜群の立地に、「東急ステイ京都 新京極通」が今年12月7日にオープンしました。

その場所は、修学旅行生などが必ず訪れる新京極通の入り口で、多くの観光客が訪れ、その賑わいは終日衰えることはありません。「こんな賑やかな場所にホテル?」と思いながら出かけると、アーケードの屋根越しに、シックな雰囲気の建物が聳えていました。ビルの北側から続く階段を上がり、2階のホテルのエントランスへ向かいます。建物に一歩入れば、外の喧騒はうそのような静けさ。まさに別世界が始まります。

そもそもホテルが建つこの場所は、歌舞伎・演劇興行や日本映画制作など日本のエンターテインメントを牽引する「松竹株式会社」創業の地。明治28年(1895)に創業者 大谷竹次郎が、この場所にあった「新京極阪井座」で興行主となり劇場経営に乗り出したのが始まりです。

 

昭和になり劇場から映画館となり、「あ、あそこに映画見に行ったものよ~」と青春時代を懐かしがる京都人も多いのです。その映画館は、老朽化により近年解体され、三条新京極通にある大きなビルが映画館となりました。

 

さて、京都市民には思い出深い、この好立地の土地に登場したのが、東京を中心に全国でホテルを展開する「東急ステイ」です。ホテルの中でも、滞在型をテーマに、洗濯機やミニキッチンなどを備えた客室づくりが特徴で、ここ京都でも連泊など快適な長期滞在ができるようになっています。

すでに東京の青山などで「東急ステイ」に宿泊したことがあるので、ここ京都のステイも「機能的な設備がコンパクトに詰まったホテル」と思い、気軽に訪れたのでした。ところが、今までの「東急ステイ」のイメージとは大違い、まずその部屋の広さに驚きます。全54室の客室は、ツインタイプは24㎡というゆったりサイズ。2室ある「ステイプレミアム」は、リビングルーム付きの48㎡。どうも私が宿泊していたのは、スタンダードタイプ(10~12㎡)のコンパクトな客室だったと知りました。さらに客室の内装もシックで高級感漂うもの。「ちょっと狭いけど、機能的で快適!」という従来のイメージから、ラグジュアリーな雰囲気すら漂う「心地よい、大人の落ち着いたホテル」というイメージに替わりました。

しかも「東急ステイ」ならではの客室づくりはもちろん施されていて、各部屋に乾燥機付きの大型洗濯機、食器や電子レンジなどが揃ったミニキッチンがあります。長期旅行をする外国人観光客にとっては、思う存分洗濯ができ、なんともありがたい設備でしょう。また日本人観光客は、近くの錦市場や髙島屋のデパ地下で購入した京都の名物を部屋で温めて食べることもできます。四条通を挟んで、南側は「髙島屋」、アーケード沿いに進めば錦市場はすぐ。なんと地下道やアーケードを使えば、雨でも濡れずに京都の名物の買い物に行けるのです。しかも町のど真ん中に位置し、市バスの路線数も多いため、そこを拠点に動き回るのに本当に便利です。

 

次ページに続きます。

「ここから南座も近いから歌舞伎見物などにもいいですね~」というと、「そうなんです。徒歩5分で行けますよ。将来は、南座との宿泊プランなども考えているんです。なにせここは松竹創業の場所ですから…」と大城支配人。

 

部屋だけでなく、エントランスフロアには、リビングルームのような広々したパブリックスペースもあり、そこで寛ぐこと可能です。

朝食は、京都の野菜などを使ったサンドイッチなどが、前日までの予約で注文でき、客室やパブリックスペースの広いテーブルで味わうことができます。

 

京都の繁華街にありながら、静寂に包まれた「東急ステイ京都 新京極通」。まさに大人の隠れ家のよう。連泊して、たっぷり京都を楽しみたい人には、おすすめのホテルです。

 

東急ステイ京都 新京極通

京都市中京区新京極通四条上る中之島町557

075‐212‐0109

http://www.tokyustay.co.jp/

 

 

 

小原誉子ブログ「ネコのミモロのJAPAN TRAVEL」

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