前回のチムジルバンに続き、弾丸ソウル第2弾。
今回、初ソウルだったので、宿は利便性を考えて超繁華街な「明洞(ミョンドン)」地区にしました。
といっても、地下鉄の明洞駅から繁華街方向へ向かうのでなく、逆向きにNソウルタワー方向へ歩いて5分程度の坂の上。「Ttowa house」という小さなゲストハウスです。
周辺はちょっとした下町っぽさも残った住宅地で、ゲストハウスも多くあるようです。
私が泊まったのは、狭いながらも清潔なシャワーとトイレ付シングル1泊3900円。簡易な朝食付。
個室だから気兼ねしないし、ソウルにちょこっと住む感覚になるので、かなりオススメですね。(ドミトリーもあります。)
近所に「Isaac」というホットサンドのチェーン店があったので、2泊のうち1日はこちらのホットサンドをテイクアウトしました。
明洞の大通りに面してるお店は行列が絶えないのですが、この宿の近くの店だとすぐに買えます。隣の食料品店も庶民的でいい感じです。
スタッフの方が手際よくトーストを焼いて、各種サンドを作ってくれます。メニューは日本語もあるので大丈夫。
テイクアウトのパッケージも真四角で可愛い。
思いつきで来たソウルなので、全く予定なかったのですが、とりあえず有名な観光地はおさえておこうか、と思い「景福宮」へ。
ところが、中国の大型連休と重なったとかで・・・チケット売り場は大行列。
なので、外観だけ拝んで入らず。(次回に取っておきました。笑)
後から中国の方に教えてもらったのですが、チマチョゴリを着ていたらフリー(無料)で入れるらしいです。
つまりチケット売り場に並ばず入れるということ。
あちこちに観光用のチマチョゴリレンタルがあるので、レンタルして着て入場するのがいいのかも!
それではと、もうひとつの有名観光地、韓国の昔の景観が残る「北村韓屋村」に。そして、その後は気の向くままに、周辺をぶらぶら~っと散策。(観光客が着用のチマチョゴリが可愛い♪)
韓国はカフェ文化が発達しているそうで、お洒落カフェが街中にたくさんあります。
私がお茶しようと入ってみたのが「BookCooks」というカフェ。
ドラマのロケにも使われたとのことで、かなりのお洒落空間!!!
疲れたカラダにレモネードを流し込みました。
ランチは本場のチーズ入り海鮮トッポギ。
そういえば。韓国で困ったのが、おひとりさまだと入れる店が限定されてしまうこと。
カフェやファーストフード等は基本1人でも大丈夫なのですが、焼肉や鍋(このようなトッポギやチゲ鍋系、鶏の煮込み料理他)は2人前からのことが多く、1人では断られてしまうことも。このトッポギ店でも2人前を注文する、ということで入ることができました。
それでも2人前なので追加のインスタント麺(ほとんどの人が投入していました。)や具材が終わった後にご飯を入れて炒めてくれる等のオプションは、泣く泣く諦めることに。
やはり2人前なので多かったのです・・・。でも美味しくお腹いっぱい食べました。
旅人には多いのですが、私は旅行に行くと必ずマーケット(市場)に行きます。その土地の食べ物を通して、色んなことを五感で感じることができるので。
ソウルでも有名な南大門を含め、数か所の市場に行ってみました。
中でも東大門は20時時頃から店員さん達が続々と出勤してくるので、驚きました。
ファッション雑貨等がメインな市場は毎夜、夜通し街中が活気づくらしいのです。
とはいえ個人的、年齢的にミッドナイトなショッピングはキツイと判断し、私は早々に撤退してしまいました。でもとても興味深いエリアですね~。
翌日の帰国便が早朝の為、仁川空港近くの町「雲西(ウンソ)」に宿をとりました。
「Korusゲストハウス」という住宅地内にあるマンションの一角をゲストハウスにしたところだったのですが、オーナーさんは親切だし、周りにはお洒落なカフェやレストランもあり、環境もかな~り快適で、、、とってもよかったです。
暗証番号での入室なので、セキュリティもいいし、泊まったゲストにも恵まれたのか、同室の日本人女性や中国人2人組、南米からきたという男性とちょこっとした英語でコミニュケーション。皆母国語が英語じゃないので、ちょうどいい感じで和気あいあいと雰囲気よく滞在できました。
ちょっとした繁華街も駅向こうにあるので、散歩がてら夕飯目当てに歩いて行くことも可能です。1泊2000円。この価格でこの快適指数は素晴らしい。
短い滞在ながらも思った以上に大満足だった弾丸ソウル。
たしかに多くの物価は、ソウルでは日本の都会と変わらない感じですが、宿泊先や食べ物等をローカルな処で工夫することによって安価に過ごす楽しみ方を見出すこともできそうです。
何より前回も言いましたが、交通費(航空券)が安くすむので、地方からは東京に行くか韓国に行くか台湾に行くか、なんて選択はアリですね。