私のお正月ならではのイベントは七福神巡りです。毎年都内のどこかの七福神巡りのコースを巡るのが三が日の1日の定番になっています。
どうしてお正月かというと、七福神の場合、1月1日から7日の松の内だけご開帳される神様も多いからです。
町おこしや御朱印ブームなどのせいか、実は想像以上にたくさんの多くの七福神巡りのコースがあります。今回改めて調べたら都内だけで30コース以上もあるみたいです(びっくり)。
普段お目にかかれない神様にお参りできるだけでなく、専用の色紙を買えばそれぞれ御朱印を押してくれたりし、コースによってはキュートな授与品を集めることができたりもします。スタンプラリー気分で巡れるのがまた楽しいのです。
場所によっては地元の方がお茶を振る舞ってくださったりすることもあって、新年からほっこりいい気分になれたりするのも嬉しいんですよね。
というわけで、2019年は深川七福神を巡ることに。
ちょっと趣向を変えて、今年は自分の足で走って回ってみることにしました。
スタートはこちら。
福禄寿 心行寺(江東区深川2-16-7)
布袋尊 深川稲荷神社(江東区清澄2-12-12)
寿老神 深川神明宮(江東区森下1-3-17)
普通は「寿老人」と表記されますが、こちらでは「寿老神」と書きます。
毘沙門天 龍光院(江東区三好2-7-5)
大黒天 円珠院(江東区平野1-13-6)
弁財天 冬木弁天堂(江東区冬木22-31)
恵比須神 富岡八幡宮(江東区冨岡1-20-3)
こちらでゴール!
ご神体を直接撮影するわけにはいかないので、外観写真でごめんなさい。
それにしても七福神様がいらっしゃるのは、なぜか神社よりお寺が多い気がします。
長年の疑問です。
深川七福神コースで頂ける授与品は七福神をかたどった小さな土鈴。
笹にぶら下げていくのですが、なかなかかわいいでしょう?
手前以前集めた千寿七福神様たちです。
いかがですか?
七福神はもともとはインドや中国の神様が、日本独自の神様と一緒になり、仏教経典の「七難即滅七福即生(七難を消滅すれば、七福が生ずる)」から現在のような形になったと言われています。
よい初夢を見たかったら、七福神が乗られた宝船の絵を枕の下に入れて寝ると縁起がいいなんて言われていたりもしますよね。
今年はもう開帳が終わってしまった神様もいらっしゃいますが、来年はぜひお近くの七福神を巡ってお正月ならではの気分を味わってみてはいかがでしょうか。ますます素敵な年になるかもしれませんよ。