献血に行って来ました!
その場所はホテル。
しかもただのホテルではございません。
名だたる京都のホテルの中でも最高峰である、
「ザ・リッツ・カールトン京都」
でございます。
去年から開催されている、リッツ・カールトン京都での献血。
素晴らしい空間で献血できるだけでもワクワクなのに、なんと!ピエール・エルメのマカロンがお土産にいただける、と。
私、マカロンはピエール・エルメのが大好きなんです。
こんな素敵な企画、参加しない訳にはいきません!
まずは受付を。
申し込み用紙に記入し、順番を待ちます。
献血カードを持ってる方はここで提出。
実は私、30年前に一度したっきり。
旧姓もお知らせして情報を調べてもらいます。
今回の献血は400mlなので体重は50kg以上の方限定。
最近肉付きが良くなってきたのでなんなくクリア!
受付の方の簡単な質問に答えて、次はタッチパネルで情報を入力します。
献血は思っていたより簡単ではなく、色んな条件がありました。
飲んでる薬や病気の事、受けた予防接種の事も聞かれます。
更に長期の海外旅行や渡航先によっても、献血できなかったりするようです。
ちなみに私の仕事先のオーナーは、狂牛病が流行っていた頃のイギリスに留学していたので、献血ができない、と言っておりました。
念には念を。命に関わりますからね。
次に血圧を測ってもらいながらの問診。
それをクリアすると簡単な血液検査を。
血液型の確認とヘモグロビンの量を調べます。
少ないと献血はできないようですが、こちらもクリア!
これでやっと献血できるのです。
沢山のドリンクが置いてあり、献血が始まる前に1本は飲むように言われます。お茶を飲みながら順番を待ちます。
番号を呼ばれて名前を確認。
初めての400mlの献血、始まります。
ドキドキしながら横になり、説明を受けます。
LEG CROSS運動というのがあり、採血が始まれば針を抜くまで続けるように、と。
じっとしていると足元に血が溜まるので、脚をクロスして、足首を曲げ伸ばししつつ、更にお腹とお尻の筋肉も動かします。
これで血流が良くなり、全身に血を巡らせます。
そうやってお話をしながら採血を。
痛いかと少し身構えてしまいますが、手際良くサクサクっと。
全然不快感はありません。
同行の友人いわく、日本赤十字社の方の採血が一番上手なんだそう。
私は採血しやすい血管なので困った事はないのですが、なかなか難しい友人は病院などで一回で取れなかった事もあるとか。
それでも、日本赤十字社の献血では毎回すっと針を刺して下さるそうで、その話を聞いて私も安心して任せられました。
その後、採血後の過ごし方の説明も。
すぐに帰らず、横の部屋で30分はゆっくりして下さいね、と。
400mlなので結構時間がかかるのかなぁと思いきや、採血自体は10分ほど。採血が終わってもすぐには動かず、再度血圧も測定。
採血のショックでふらふらする事もあるそうで、終わってベッドから移動するにも充分に時間をかけてくださいました。
体調を気遣ってもらいながら、隣のお部屋へ移動すると美味しそうな空間が。
ピエール・エルメのクロワッサンとパンオショコラをはじめ、ホテルメイドのケーキとドリンクも。
献血でお役に立てるだけでなく、こんな美味しいものが食べられるなんて! 一石二鳥とはまさにこの事。
1つずついただき、友人とお喋りしながら堪能させていただきました。
途中、係の方がお土産のマカロンを持ってきてくださいました。
テンション上がりますよねー!
こちらは家でゆっくり味わう事にします。
ザ・リッツ・カールトン京都では、リッツ・カールトンが掲げる
「コミュニティフットプリント活動」
と題した地域活動を積極的に行っているそう。
献血はその活動の一環で、昨年から実施されています。
昨年の参加者は45名だったのに対し、今年は100人以上の方が来場されました。
この日はテレビや地元新聞社も取材に来られており、夕方のニュースでも流れていたようです。
来年の実施は未定ですが、常にHPなどで呼びかけをする予定との事。
冬になると献血者の数が減るそうなので、来年も実施されるのであればまた参加したいなぁと思いました。