いよいよ桜の季節ですね。東京近郊にお住まいの方々などに、お花見スポットとして人気の高い「井の頭公園」。
実は吉祥寺は始めての私、お花見に行った際に立ち寄りたいカフェなどを事前にリサーチしておこうと、吉祥寺に詳しいお友達に色々と案内をしていただきました!
10時に吉祥寺駅改札で待ち合わせてまず向かったカフェは「Ryumon coffee stand」。
駅の喧騒から離れて、静かな住宅街の中にある1階は4席、2階は10席の小さなお店。コーヒーとチーズケーキやトーストが味わえます。シングルオリジンに魅せられたオーナーが美味しいコーヒーを淹れてくださいますよ。コーヒー豆を買うとドリンクが100円で飲めたり、テイクアウトだと店内で飲むよりお安くなったりと、とても良心的なお店。店内もお友達のお家に遊びにいったような居心地の良さで、おしゃべりがはずんでしまいます。
この日は降り続いていた雨がやっとあがった曇り空の日。晴天の公園の景色は撮影できなかったけど、水と緑が豊かな公園は歩いているだけで心が癒されます。都会でしかも駅に近い場所にこれだけの広さの公園があるのは、本当にうらやましい。
桜で満開になったこの公園はさぞかし美しいことでしょう。
井の頭公園といったらスワンのボート。そのボート乗り場の売店で売られている“三福団子”が今回の目的。まったく花より団子ですが、このお団子は「大福」「幸福」「裕福」の三福をもたらしてくれるというお団子だといいます。せっかく井の頭公園に行ったのですから、これは食べてみなくてはね!くるみ味噌とお醤油味の二種類があり、売店でこんがりと焼いてくれます。みたらし団子よりもずっと大きく食べ応えありますが、ホクホクして温かいお団子はとっても美味しくて、三福をありがたく頂戴いたしました。
公園内を少し散策した後は、お待ちかねのランチの時間となりました。
ランチの場所はフランスパリ10区に本店がある「リベルテ・パティスリー・ブランジュリー」へ。こちらは世界展開1号店が吉祥寺店だそうです。
一階はカラフルなまるで宝石のような美しいケーキとパンが並び、二階がカフェとなっています。今回いただいたのはお魚のプレートランチ。低温でレアに仕上げられたサーモンにたっぷりのお野菜が添えられ、焼きたてのパンは食べ放題でした。
外からの光が沢山入り清潔感ある明るくモダンな店内。タイルや家具はフランス製の様でパリのエスプリを感じられるカフェスペースです。
家族へのお土産にと訪れたのは「ダンディゾン」というパン屋さん。白い制服を着たスタッフさん達がてきぱきと気持ちよく店内を動き回っています。こちらは、ショーケース内に並んでいるパンの中から、購入したいパンをスタッフの方に告げると用意してくだるシステムです。国産小麦粉を使用し、その他の材料もこだわりを持ち、食パン一つとってもバターが20%、30%と違うものやオリーブオイルの物、豆乳を練りこんだものと4種類もありました。
路地を入り小さな公園脇のビルの地下という目立たない場所のお店ですが、お客様は途切れることはありません。お目当てのパンが買えてよかった私、嬉しそうですよね。
吉祥寺は食べ物だけでなくセンスの良い雑貨を取り扱うお店も沢山あるようです。
今回訪れたのは「CINQ (サンク)」
北欧のキッチン日用雑貨が中心のようですが、日本製品やアンティークなどもありながら統一感があり日常生活が豊かになるヒントをもらえるような物が見つかります。自分用はもちろん、喜ばれるプレゼントを探しにいくにもぴったりなお店だと思います。
この日最後に訪れたのはお花屋さんの中にあるカフェ「ヒトクサ/カタチ製作所」
珍しい苔や鉢物が多く並ぶお花屋さんの奥がカフェだとは、ちょっとびっくりでした。
お花の香りとコーヒーの香りに包まれながら、ゆったりとした時間をすごせるカフェだと思います。
吉祥寺を歩き回り、この時点でなんと7000歩も歩いていました。
ほのかな甘みのほうじ茶チーズケーキが優しく、疲れを癒してくれました。
常に住みたい街ランキングで上位にある”吉祥寺“
今回私は吉祥寺に始めて訪れたのですが、たった一回訪れただけなのにその意味がわかったような気がしました。
大きな池のある緑豊かな公園から近く、心おだやかにいつでもお散歩をすることができるができる幸せ。美味しいものが食べたいと思ったら、様々なジャンルのレストランを見つけることができる幸せ。お買い物をしたいと思ったら、こだわりを持った店主によるオシャレな雑貨屋さんや素敵なお花屋さんが生活に寄り添うようにある幸せ。
沢山の幸せが叶い、生活を豊かにしてくれるヒントがそこかしこにある場所、それが吉祥寺なのだと思いました。
お花見のシーズンだけでなく、一年を通じて訪れてみたい街になりました。