髪のボリュームが減ってくるOurAge世代にとって、いかに髪をふんわりさせるかはまさに「大きな課題」。その大切さを知っているのが、元ファーストクラスCAで、現在はおもてなし講師として活躍する土橋ひろこさん。土橋さんが語る、髪が人に与える印象や心がけるべきポイントとは?
土橋ひろこ/CA JAPON代表
約27年間、日本航空客室乗務員として国内線・国際線を乗務。国際線ファーストクラス専属乗務員として任命されVIP便を多数乗務。約400名の組織の中から「機内セールス アドバイザー」に抜擢、売上増強に貢献。退職後「CA JAPON」を立ち上げ「日本の素晴らしいおもてなし文化を広げる」ことをミッションに全国で活躍中。
髪がペタンコだと、姿勢が悪く見える!?
CA時代はファーストクラスでのVIP対応、現在は企業の営業研修やテレビ局での研修、各種教育研修などで、大勢の人の前に立つ土橋さん。ヘアスタイルには人一倍気を遣ってきたといいます。
「CAには、髪をきちんと結んだり、清潔に見えるようにするなど、航空会社による髪型の規定があります。それらのルールを踏まえたうえで、私を含めたほとんどのCAは、後頭部をふんわりさせることを意識していました。それは、その方が品格を感じさせ、整った印象でお客さまをお迎えすることができるからなのです」
なぜ、品格を感じさせるのでしょうか。
「後頭部がペタンコだと、バランス的に首が前に出ているように見えるんですね。そうすると姿勢が悪く見え、老けた印象になるんです。後頭部がふんわりしていると重心がやや後ろになるので、胸を張ったような、自信がある印象に見え、相手の方に安心感を与えることができます。それもおもてなしのひとつと言ってもいいと思うのです」
しかし、土橋さんはふんわりヘアを作るのにかなり苦労をされてきたのだそうです。
絶壁で悩み、福岡までヘアカットに!
現在50代の土橋さんは、髪のハリ・コシに悩むとともに、頭の形が絶壁なので、髪をふんわりさせるのに人一倍苦労しているそう。
「福岡に、後頭部のヘアカットが上手な方がいると紹介していただき、定期的に福岡まで赴き、その方にカットしていただいているんです。内側を短くカットして、外側の髪がふんわり乗るような立体的なカットなんですが、それでも毎日自分で仕上げるのは大変! 忙しい朝に、くるくるドライヤーを駆使して、なんとかふんわりさせていました」
そんな苦労から救ってくれたのが、セグレタの「カーラーでふっくら仕上げウォーター」。
「このスプレーをかけて、髪の根元までカーラーをきっちり巻いておくと、簡単にふんわりヘアが完成するんです。これだけで、きちんとした印象になりますよね。メイクをしている10分間にカーラーを巻いておくだけ(*)なのも、時短になっていいんです」*髪が乾くまでの目安
「今後、日本では世界的なイベントが目白押しになってきます。私が代表を務める会社でもVIP対応のサービスを強化していく予定です。そのためにも、品良く見せることは必須だと実感しています。忙しい朝にすぐふんわりヘアが作れるのは、本当に助かります」
土橋さんが「手放せない!」という、朝の「ながら美容」を叶えてくれたアイテムとは?
年齢とともにボリュームが出しにくくなったトップの髪に。朝の「ながら使い」で、ふんわりヘアが簡単に手に入ります。
セグレタ カーラーでふっくら仕上げウォーター 100ml
カーラー仕上げにこだわった花王独自の「ふっくらサポート処方」により、やわらかな感触なのに、巻いた根元から髪を立ち上げ、ふわん! としたボリューム感がつくれ、熱をかけなくても形づきます。華やかに品よく咲き誇るアロマティックローズの香り。
撮影/山田英博 ヘアメイク/岩澤衣里(+nine) 構成/島田ゆかり 取材協力/UTUWA