新しいことにチャレンジしたくなる春。
初めての歌舞伎鑑賞をしてまいりました。
実は今までとても敷居が高く感じていた歌舞伎。
というのも、高校時代に礼儀作法と『能』を1年間学びまして、
当時の私には大変堅苦しく、苦手に感じており、
以来伝統芸能=難しく堅苦しいもの
として敬遠しておりました。
そんな中友人に誘われ、東京フォーラムで公演された
市川海老蔵さんの『古典への誘い』を鑑賞することに!
開演前に友人と。
私も友人も市川右團次さんの大ファン。
パンフレットをみて既にテンションが上がります。
『日本の伝統文化を大切に、身近に感じて頂きたい』そんな思いが詰まった
初心者の私にも分かり易く楽しめる内容でした。
まずは市川右團次さんによる『矢の根』(やのね)
お正月興行の一つとして縁起の良い作品と言われています。
右團次さんの力強い演技と華やかなお衣裳がとても魅力的でした。
続きまして、歌舞伎十八番の内『嫐(うわなり)』に出演されていた海老蔵さん。
こちらはシンガポール公演において復活上演されたもので国内で初めて上演されたそうです。
嫐(うわなり)という漢字をみると男性が女性に囲まれています。
まさに、海老蔵さん演じる主人が本妻と妾の間で右往左往する内容。
始終笑いっぱなしでした。歌舞伎がこんなに楽しいなんて!
すっかりファンになりました。
それにしても・・・このテーマ、昔から色々な方が演じ皆様に親しまれているのですね。。
市川海老蔵さんと市川右團次さんの口上も堂々となさっており本当に素晴らしかった。
舞台の上でも私生活でも注目されている海老蔵さん。
それだけ魅力的な方なのでしょう。
2020年には十三代目市川團十郎白猿をご襲名されるそうです。
まさに日本を代表する歌舞伎役者さんのおひとりですね。
私自身今回の歌舞伎鑑賞で日本の文化に興味を持つきっかけとなりました。
世界中の方に歌舞伎、日本伝統芸能を発信されることにより、日本文化の魅力を知っていただくきっかけになればいいなと思います。
※公演は終了しています。