ワインやシャンパーニュは好きだけれどそれほど詳しくなく、フレンチにも日本酒を合わせたりすることが多かったので、ワインオークションは別世界のお話だと思っていました。
生き方や価値観、美意識そのすべてにおいて尊敬してやまないフラワーデザイナーの花千代さん(写真左)からのお誘いで、初心者でも参加しやすいと聞き、アッカー・メラル・ワインズ・ジャパン・ワインオークションパーティ へ。
「Acker」とはNYにある、アメリカ最古のワインショップ。
今回は、通常の香港オークションとは会場も違い、ディナーとクラシックの生演奏つきの、東京のみのパーティ形式オークションです。
ワインオークションの中心地、ニューヨークと香港でナンバーワンの売り上げを誇る「Acker 」。
世界三大ワインオークションで、日本唯一のファインワイン・オークションでもあります。ファインワインとは高品質のワインです。
ワインオークションの歴史はとても古く、初めて開催されたのは古代ローマなのだそうです。古代ローマでは樽のワインが主流で熟成したワインの取引が始まったのは、コルクでガラス瓶に詰めるようになった17世紀。
参加者に競り用のナンバーパドルがテーブルに。
いよいよオークション開始!
事前に出品されるワインリストが送られてきているので、お目当てのワインをあらかじめ決めておくのもいいようです。
壇上のオークショニアーが金額を競り上げていくので、落札を希望する場合、パドルをオークショニアーに見えるように挙げます。
その都度、最高金額の応札者は落札者と見なされるので緊張感があります。
パドル番号が読み上げられた人が落札者になります。
私も欲しい!と思ったワインでパドルをあげた瞬間。緊張感とともに引き際も考えながら、その駆け引きが楽しくもありました。
このアッカー・メラル・ワインズ・ジャパン・ワインオークションパーティ は1本から落札できるワインオークションなので、家族や自分の生まれ年のヴィンテージワインを見つけるのも楽しいのです。
今回のオークションパーティは着席フルコースで、アッカーセレクトワインを飲みながらのパーティー形式。会場にはドレスアップした女性が多くみられました。
NY本社からは取締役も来日されていました。
会場は今話題の霞町音楽堂。
古酒を中心にセレクトされた1000本に及ぶワインやシャンパン
何といってもクラシック音楽の生演奏が楽しめるのが魅力。
霞町音楽堂は作曲家 三枝成彰氏を音楽監督に招へいし、若手音楽家たちの活躍の機会を広げる場でもあるんだそう。
若手のクラシック音楽家を発掘するのも楽しみの一つです。
ワインオークションでは、出品されるものが品質チェックなどを兼ねてもてなされることもあるので、珠玉のワインを知ることができます。
オークションは別世界のお話だと思ったらそれは違い、新しい大人の夜遊びでした。
凄い熱気と珠玉のワインとクラシック音楽・・・会場がパワースポットのようになっていました。
アッカー・メラル・ワインズ・ジャパンの今後のオークションの最新情報は、こちらでチェックされることをオススメします。