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石川啄木から藤田嗣治まで。秋田県立近代美術館・後編

けいとりん(OG)

けいとりん(OG)

秋田県在住。映画と猫とスキンケアが大好き。学生の頃に部活で頑張っていた水泳をまた始め、自己管理の一環としながら、ゆったりと続けています。何年か前から始めたボイストレーニングの先生に伴奏をお願いし、たまにボーカルとして音楽活動も。20年来のパートナーが経営する、地元密着型居酒屋で働き、お休みにはお1人様、または友人とのおでかけを楽しんでいます。県内と、お隣の岩手県(知り合いが多数在住)など、私の秋田・東北ご近所旅をお楽しみいただけたら、と思います。

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さて、秋田県立近代美術館・後編は、6階の常設作品やコレクション展。
まずは主要作品である、大井錦亭「灼熱黄土交脚弥勒の窟に慈悲」という作品。この迫力! 圧巻の書です。

そして石川啄木の歌がズラリと並び、こちらも圧巻。思わずしばらく立ち止まって、ひとつひとつをじっくりと観賞しました。

日本画は、秋田出身の画家であり、様々な作品の中で秋田の田舎風景も多数描いた福田豊四郎の作品や、同じく秋田出身の画家・高橋萬年の、農作業の風景や、昭和初期の銀座の町を描いた作品などなど。

他にも秋田に縁のある画家の作品がたくさんあります。平福穂庵・平福百穂(ひらふく すいあん・ひゃくすい)の父子、寺崎廣業(てらさき こうぎょう)、そして今回は藤田嗣治(ふじた つぐはる=レオナール・フジタ)の作品もたくさん展示されてました。

 

年に1度公開される、“秋田蘭画”(江戸時代、主に秋田藩士が担った和洋折衷絵画)を代表する「岩に牡丹図」も見られ、感激。「解体新書」の挿絵を担当した小田野直武の作品です。

西洋美術の遠近法と陰影法を用いた画法を学んだという小田野直武による、遠くに描かれた細かな描写も素晴らしいもの。

 

展示期間が決まっていて、7月7日で展示終了となった作品もありますが、その都度色々なコレクション展が催されているので、いつ行っても素晴らしい作品を観賞することができます。

 

5階にあるミュージアムショップ「がいふう舎」では、秋田蘭画関連グッズが購入できます。


その、がいふう舎の木村さんは、とても優しくて上品な方で、撮影時も丁寧な対応をしてくださいました。ここの美術館の方々は、受付の方もそうですが、皆さんとてもにこやかで優しくて、ホッとします。

 

がいふう舎では特別展のイワゴーネコさんたちのグッズもたくさん置いてあり、色々と欲しくなってしまうところを、ぐっと我慢してポストカードとクリアファイルを吟味し、お気に入りを購入。


ブック型スマホケースもあります。5月の連休中に岩合さんが来館し、トークショーがあったそうで、岩合さんもそのブック型スマホケースを使っていたそうです。そのときはネコたちが小さくたくさんプリントされているピンクのケースだったそうですよ。ピンクのを使用してたとは、ちょっと意外で、そしてカワイイなと思いました(^^)

 

ショップには、アンディ・ウォーホルのネコたちのフォーマットも販売されており、フレームつきでも2,700円というお手頃価格!
私もM子ちゃんも、「サム」を購入。
私はお店のお手洗いに飾り、「トイレの神様」ならぬ「トイレの猫様」。

うちのお店は築50年ほどの古い和の造りなので、唯一新しく華やかな雰囲気がするのはお手洗いだけ。ウォーホルのサムはそこがよく似合いました。

 

次回の近代美術館特別展は、「ビッグコミック50周年展」だそうです。
そちらにも、行く予定。楽しみです。

 

「世界ネコ歩き2」が終わる前にもう1度、母を連れて行き、入場時にもらえる栞を6種類、コンプリートしました!

 

チラシも一緒に、私のネコファイルにコレクションしておきます。

 

秋田県立近代美術館

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