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軽井沢の最新トレンドは、食べ歩き文化を守る新たな取り組みです

Midicour(OG)

Midicour(OG)

〈ミディクール〉軽井沢の奥深い魅力にひかれ、横浜の自宅と軽井沢を行き来するようになって7年。軽井沢の自然やおいしいもの情報など、フォトスタイリストの視点から魅力を伝えます。家族は夫と15歳になるチワワ。

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軽井沢は毎年、観光シーズンにあわせるように、新しいお店も数多くオープンされます。その中で私が注目しているお店をご紹介したいと思います。

軽井沢に昔からある文化の一つが、“食べ歩き”。

旧軽井沢銀座商店街では人気のモカソフト。ジョン・レノンも食べ歩きを楽しまれたと語り継がれています。
ソフトクリームやクレープを食べ歩きながら、ウインドーショッピングや観光地をめぐるのは楽しい時間かもしれませんが、お店や商品が汚れる事、ゴミの事など、問題も色々とあるものです。でも、このような問題があるから、食べ歩きは良くない!と決め付けてしまえば、食べ歩き文化は消滅してしまいます。頭ごなしに“NO!”ではなく、他に方法はないものかと真摯に向き合ってオープンされたお店が「Karuizawa Coffee Company Stand」です。

以前より、旧軽井沢銀座商店街入口でコーヒー豆ショップを経営されていらしたオーナー様がオープンしたコーヒースタンド。

お客様にコーヒーを楽しんでいただいた後、そのカップをポイと道路などに捨てて欲しくないという強い思いがあり、飲み終わった後のコーヒーの容器を全部(一部ではだめです)コーヒースタンドや指定のお店に持ち込むと、100円を戻すというシステム。

コーヒー一杯の値段からすると、100円を戻すということは営業的にも大変な事だと思うのですが、それでもポイ捨てをしないで欲しいという強い思いが伝わってきます。

一杯一杯を丁寧にハンドドリップで。

提供までには少し時間がかかるかもしれませんが、コーヒーの良い香りに包まれながら、オーナー様とおしゃべりするのも楽しいのです。

白いけれど、ほのかにコーヒーのお味がするソフトクリームも大人気。
若いオーナー様ですが、しっかりとした理念を持たれた素敵なお店だと思います。

そして次にご紹介したいのは、中軽井沢にオープンしたフランス食品ブティック「タルタニアン」。

旧軽井沢でシュークリーム専門店、北軽井沢ではケーキやパンを扱うお店のオーナー様がシュークリームもケーキやパンも、そして新たにお惣菜までも揃う、食の専門店をオープンされました。

軽井沢での食事は軽井沢らしいレストランでというのが定番ですが、最近では食に対する意識も多様化され、スーパーで食材を手に入れてバーベキューをされる方や、パンやお弁当を公園やホテルで召し上がる方など様々です。

「タルタニアン」でリエットやキッシュ、サラダなどをセレクトしたら、どこでもパーティーができますし、ランチボックスを作って、近くの公園で自然の中でランチなんていうことも叶います。

すでに出来上がったお店のメニューのお食事よりも、自分達で少しずつでも色々な物を選び、みんなで分け合って同じ物をいただくことは幸せな事ですよね。

きっと軽井沢でのお食事の時間を豊かにしてくれるに違いありません。

パリのピエールエルメ本店で修行なさったパティシエの美しい色使いはさすが。
お店のドアを開けたら、もうワクワクは止まりません。

都心にはオシャレなお店は数多くあるでしょうけれど、軽井沢にもクオリティの高いお店があるのです。

「Karuizawa Coffee Company Stand 」もフランス食品ブティック「タルタニアン」も軽井沢駅付近からもサイクリングでも立ち寄れるし、車でも便利な場所にあります。

軽井沢ではワンシーズンで消えてしまうお店もありますが、しっかりとしたコンセプトがあるお店の思いは多くの方に伝わり、すでに支持をされています。

軽井沢に訪れた時に、是非立ち寄ってみてくださいね。

軽井沢で素敵な時間をおすごしください!

 

Karuizawa coffee Company Stand

フランス食品ブティック「タルタニアン」

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