先日、数日間のお休みを使い、博多まで足を延ばしました。
熊本から博多までは車で1時間半程度。
九州新幹線ですと、約30分で移動できてしまう距離にあり、案外近いので、熊本にお住まいの方の中には「お買い物は博多で」という方もたまにいらっしゃいます。
今回の旅の目的はズバリ、美味しいものを食べること。そしてお買い物。
皆さまご存知のように、博多には沢山の美味しいものがあり、私たちも当初はモツ鍋や博多ラーメンなどのご当地メニューを楽しんでいたのですが、そろそろ他の方向にも目を向けてみようかと思い、気になっていたイタリア料理のお店を訪ねることにしました。
博多区警固(けご)にある「Perché NO!?」というお店。
後で知ったことですが、「ミシュランガイド福岡・佐賀 特別版2014」でビブグルマンに選ばれているのだとか。
ビブグルマンとは、コストパフォーマンスが良く、美味しいお店にミシュランが与える称号だそうですよ。また、店名の「Perché NO!?」とはイタリア語で「どうしてダメなの?」という意味なのだそう。
その言葉から、定番に縛られない、自由な発想のお料理が出て来るのかしら・・・?と期待してしまいます。
早い時間からお店に入った私たち。
数十分後には、この店内がいっぱいで賑やかな風景を目にすることになりました。
メニューは、コース・アラカルトと選べますが、どれも美味しそうで選びきれなかったので、今回はコース料理をお願いすることに。
まずは、アンティパスト(前菜)「蕪のムースと生うに、コンソメゼリー添え」と「イタリア産ハムの盛り合わせ」。
ほんのりと素材の甘みを感じる蕪のムースと、少し塩味の効いたハムの盛り合わせは併せて注文したプロセッコにピッタリ!
次が、「オマール海老のタリアテッレ」、そして「フレッシュポルチーニ茸と5年物パルミジャーノのリゾット」です。
今のこの時期は、オマール海老が脱皮する時期だそうで・・・。脱皮前の身は小さ目だけれども旨みがギュッと詰まっていて、とても美味しい時期なのだそう。
そして、「フレッシュポルチーニ」は、普段ドライのポルチーニ茸しか使わない私にとっては、驚くほど美味しく感じました。
やはり「新鮮さ」に勝る美味しさはないのですね!
そして、メインの「鶉(うずら)の詰め物、ベリーソースと黒豆のソースで」。
ボリュームのあるお皿が続いたので、メインはあっさり目に。
ドルチェは、白トリュフ風味のアイスクリーム。チョコレート風味の薄いクッキーとの相性が抜群でした。
賑やかで活気ある店内、ゆっくりと楽しんだお食事。大満足でした。
その足で、腹ごなしも兼ねて、ブラブラと夜の博多の街をお散歩。
博多の街は、日本でありながら、どことなく「アジア」や「大陸」の空気を感じる不思議な魅力があります。
特に中洲の街はこの通り、夜も光り輝いています。
その中洲にある、グランド ハイアット 福岡のバー「MARTINI’S」(マティーニーズ)でちょっと一休み。モヒートフェア中とのことでしたので、シャンパーニュモヒートをお願いしました。
シャンパーニュモヒートとは、ホワイトラムにミントやライム、そしてシャンパーニュ(今回はルイロデレールでした)を加えたもの。程よい酸味と爽やかなミントの香りに、外の暑さをすっかり忘れていい気分に。
実はずっと飲んでみたかったシャンパーニュモヒート。その為に自宅ではミントを育てています・・・!
今回、バーテンダーの方に、作り方を教えて頂いたので、次回は自宅で楽しんでみたいと思います。
あっという間でしたが、食を楽しみ、お買い物を楽しみ、
とても充実した数日間を過ごしました。
来てみれば、熊本から博多までは本当にあっという間。これからはちょくちょく遊びに来てみようと思います。
Perché NO!?(ペルケノー)
http://www.perche-no.com/map/
グランド ハイアット 福岡
http://fukuoka.grand.hyatt.jp/ja/hotel/home.html