海外旅行の楽しみに食事と文化は欠かせません。
イギリスは誇り高く素晴らしい文化を持っている国です。
古いものを大切に変化しているのです。新しいものを取り入れつつ伝統を守るところが素晴らしいと思います。
伝統的なアフタヌーンティーとハイティーをフォトナム&メイソンでいただきました。イギリスの喫茶習慣は日本の茶道と似ていて社交の意味合いが大きいそうです。
なぜ半端な午後の時間に食事を取るのかというとヨーロッパではオペラ、クラシックコンサートなどの機会が多くそれを楽しんだ後だと夕食が遅くなってお腹がすいてしまうので腹ごしらえとしていただくそうです。
評判通り、とても美味しくて目で見ても美しいお料理でした。
ハイティーを選びました。
紅茶とエッグベネディクトが最初に出てきました。
それからスコーン、ケーキ、クッキーと
本場のスコーン、しっとりして美味しいのです。甘みと酸味のバランスの良いレモンカードとラズベリージャムを付けて。とても美しい店内でサービスも行き届いていて驚きました。
それからなんと、イギリスの文化に欠かせないビートルズに会えました。
イギリス生まれのビートルズは最早伝説です。これだけ世界中、老若男女に愛されるアーティストはいないのではないでしょうか?
先日ポール・マッカートニーが来日して残念ながら体調を崩して公演は中止になってしまいましたが、すごい人気でした。
また元気な姿を日本で見せてくださることを祈っています。
中学生の時に合唱部で歌ったのが“Hey Jude”
洋楽で一番始めに覚えた歌です。
大学時代、まだカラオケもなく、ギターを弾ける男子はもてました。そして演奏に合わせて皆で歌った“Yesterday”
きっと皆さんもそれぞれに思い出を持っていらっしゃることでしょう。
前回はミュージカル「オペラ座の怪人」をご紹介させていただきましたが今回は舞台「Let It Be」を観ました。
これはビートルズのそっくりな4人組の20曲を越えるビートルズのヒット曲を盛り込んだユニークなドラマ・コンサートです。
1962年にデビューしてから1970年に解散したビートルズの音楽やその活動を通して世界に様々な影響を与えた50年の足跡がわかります。
ビートルズの人気の層の厚さに驚きました。
看板の前であるイギリス人家族に写真を撮って欲しいと頼まれました。老紳士、息子夫婦、孫がビートルズのTシャツを着ていました。三代で観ている方も多いのです。とても微笑ましくてとても幸せな気持ちになりました。
私の隣にはハンサムな若い男子の大学生が1人で来ていました。
ビートルズほど老若男女に愛されるシンガーはそうはいないのではないでしょうか?それも世界中にファンがいます。これはサクセスストーリーではなくてそのままビートルズのデビューから歌とともにその時代に流行ったファッション、CMなど懐かしい映像が流れます。ミニスカートを流行させたツイギーを見てうれしくなりました。
ビートルズの衣装も最初はおぼっちゃま風の髪型にスーツスタイルからひげを伸ばしたり長髪のヒッピースタイルになったりと服装、髪型の変遷もわかりとても楽しいです。
ご存知の通り、歌の根底にあるのは人類愛、永遠のテーマです。
終わりの方はビートルズが一緒に歌うように観客を導いてくれます。
それからアンコールに応えてくれました。
最後はスタンディング・オーベイション
とても楽しくて素敵な舞台でした。是非お勧めです。
常に変化しながら古い物を大事にするイギリス文化は素敵だと思いました。
アフタヌーンティーとビートルズを楽しみ元気をいただきました。
Fortnum&MasonUK
GARRICK THEATER
http://www.garricktheatre.ca/