軽井沢の人口は約2万人ですが、年間訪れる観光客の方は800万人を超えるそうです。
冬にはスキーやカーリングを楽しむ方もいらっしゃいますが、ほとんどが春から秋のいわゆる観光シーズンに集中しています。
そのため軽井沢町内のショッピングモールやスーパーなどは通年営業していますが、レストランやカフェは春から秋の季節営業というのは珍しくありません。
軽井沢追分にあるお花屋さんの二階で営業されている”RKガーデン”は、サンルームでの営業のため、さすがに冬は寒いですから他の多くのカフェと同じように春から秋の営業でした。
野菜が飛び切り美味しいお店のメニューを、冬でも食べられたいいのに・・・と思っていたところ、昨年から、冬の間だけ別の場所(中軽井沢ツルヤスーパー近く)で”冬のRKガーデン”がオープン!冬だけのお店なんて、軽井沢では珍しく特別なことだと思います。
お店の入り口付近には大きな薪ストーブがあり、メニューの煮込みハンバーグのお鍋が準備されています。
12名くらいでいっぱいになる長いテーブルだけのこじんまりした店内。
追分の夏のお店は、植物に囲まれた空間で、まるで森の中にいるような雰囲気だけれど、冬の寒い時期はこのコンパクトな空間が丁度よいわ~
つかず離れずの距離感がなんとも居心地がよく、温かい気持ちになるのです。
午前10時のオープンから、ランチメニューが楽しめます。
この日に注文したのは看板メニューの”契約農家で採れた彩り野菜のヴィーガンラザニア”。
熱々のラザニアなのですが、グリルされた根菜や、フレッシュなトマトなどの葉物野菜がたっぷりのっているので中身がよくわからない写真になってしまいました。ごめんなさい!
玉ねぎをじっくりと炒めて、野菜の甘みとコクを最大限に引き出されたソースのラザニアで、寒い時期には体も心も温まる嬉しいメニューです。
食べ応えもあり、おいしくて毎回頼んでしまうほど大好きです。
RKガーデンは本来ヴィーガン料理のお店なのですが、冬のお店でしか味わえないstoveメニューやspecialメニューも用意されているのも、冬のお店のお楽しみ。
シェフがこだわって作られているドーナツメニューがあるのも魅力ですよ。
昨年よりも種類も増えて、この日は8種類!(プレーン、黒糖、シナモン、チョコレート、ベリー等々)。
こうして並べてみると、カラフルで可愛くて、写真映えもしますね。
ランチメニューで満腹になったので、今回はテイクアウトしてお家に帰っていただくことにしました。どこか懐かしい、子どもの頃お母さんが作ってくれたようなドーナツはサクッとした食感で食べやすいため、いつもちょっと多めに買ってしまいます(笑)
また、ワンちゃんも暖かい店内で一緒に過ごすことができるのもありがたいお店です。
次回は19歳になる愛犬を連れて訪れたいと思います。
さて、4年間という長きにわたり“おでかけ女史組”を担当させていただきましたが、今回で任期満了となり最後の記事となりました。
私自身が大好きなことを中心に軽井沢や美味しい物の事をご紹介させていただいてきました。特にフィギュアスケートの記事は沢山の方に読んでいただけたようで、励みになりありがたかったです。
今年の軽井沢は今のところ雪も少なく例年よりも過ごしやすい日が続いております。
シンボルでもある浅間山も美しい姿で皆様をお迎えいたします。
軽井沢にいらっしゃる時には、是非今までの記事を参考に素敵な時間を過ごしていただけると嬉しいです。
長い間ありがとうございました!