私の人生は映画と共にある、と言っても過言ではないほど映画が大好きで、FBやインスタでもしょっちゅう映画の感想を書いてます。
BS放送・レンタル・ネット配信の映画を家で観るのがほとんどで、一度観て気に入ると、何度も繰り返し観るタイプです。そんな私が久しぶりに映画館へ足を運びました。
先日、第92回アカデミー賞が決まりましたね。
授賞式前にノミネート関連作品を、2日間で3本鑑賞しました。
1日目が2本立て。マイタンブラー持参で、途中にソイラテと豆乳きなこの黒豆入りマフィンで小腹を満たす。気づけばイソフラボン三昧です(笑)
私の定番、シナモンパウダーをパパっと投入した無糖ソイラテは、2009年の「あなたは私の婿になる」という映画で、サンドラ・ブロックが毎朝部下に買わせていました。偶然の同じ定番に、嬉しくなった私です。
以下、感想ですがネタバレしないように、できるだけ簡潔に……。
まずは1日目の1本目、「リチャード・ジュエル」。
言わずと知れたクリント・イーストウッド監督作品。イーストウッド独特の、画面の表面を薄く削りとったような、少しだけ色が褪せたような雰囲気を感じる映像。
マーゴット・ロビー主演の「アイ、トーニャ 史上最大のスキャンダル」に出演していた、ポール・ウォーター・ハウザーがリチャード・ジュエルを演じています。
そして私の好きな役者の1人であるサム・ロックウェルがリチャードの弁護士、ワトソン役。英雄が一転、容疑者へ。観ている側は、わかっているからこそ理不尽な成り行きに苛立ち、正義であるべきものに落胆し、怒りをおぼえます。リチャードの母親役、キャシー・ベイツには今回2度泣かされました。
私の映画のお仲間が、「サム・ロックウェルにハズレなし!と言っていて、それには私も異論なし! 彼の出演作はホントにおもしろいものばかり。
ちなみに、けいとりんオススメのサム・ロックウェル出演作は、「禁断のケミストリー」「セブン・サイコパス」「スリー・ビルボード」「プールサイド・デイズ」などなど、他にもたくさんあります。
2本目は「フォードVSフェラーリ」コーヒーを買って入場。こちらは見事、編集賞などを獲りましたね。
監督はジェームズ・マンゴールド。アンジェリーナ・ジョリーにオスカーをもたらした、1999年の「17歳のカルテ」の監督・脚本の人です。
これは思っていた以上におもしろかった!そしてクリスチャン・ベイルが最高によかった!!
レーシングカーについては全然わからないけれど、車がぶっ飛んでいくレースシーンにワクワクし、自分の気持ちが高揚してくるのがわかりました。7000回転の世界、その先に見えるもの。こういう映画を観るにつけ、男の人っていいなぁと思います。
マット・デイモン演じるシェルビーと、クリスチャン・ベイル演じるケン・マイルズの、車、レースを愛する男の友情が胸を熱くします。
「サバー・ビコン 仮面を被った街」でマット・デイモンの息子役だったノア・ジュプくんは、今回はクリスチャン・ベイルの息子役。相変わらず可愛らしい顔だが、ヒョロッと背が伸びてきて、カッコよくなりそうな予感。成長がとても楽しみ。
2日目は「ジョジョ・ラビット」。こちらは脚色賞を受賞しましたね。ジョジョ・ラビットにもサム・ロックウェルが出演してます。この日の映画のお供はカフェラテ。
「シェアハウス・ウィズ・バンパイア」という、とてもおもしろいホラーちっくなコメディー映画の監督・脚本・出演のタイカ・ワイティティが、同じく監督・脚本・出演です。
第2次世界大戦下のドイツ、ヒトラーユーゲントという青少年団の兵士になりたいジョジョと、その周りの人々のお話し。ユーモアがあって素敵。ダンスシーンや、音楽もいいんですよ~。ツラい現実に涙しながらも、笑いと愛が溢れる映画。観てよかった。
さて、第92回アカデミー賞で4冠に輝いた「パラサイト 半地下の家族」。授賞式前から評価がかなり高かったですね。外国語映画賞は、ほぼ間違いないんじゃないかと思いましたが、それ以上の快挙でした。(秋田では授賞式の放送が終わってからの上映だったので、この時はまだ見られず!)
映画のおでかけ3in2days、けいとりんの感想でした。
映画館の大きなスクリーンで映画を観るって、やっぱりいいですね。私にはストレス解消にもなって、また近いうちに行かなくちゃ!と思いました。