金沢21世紀美術館が開館してから
今年でちょうど10年です。
当初は、伝統工芸が盛んな土地柄ゆえに、
斬新で開放的な美術館で
現代アートという図式に
戸惑いも感じた人も多かったようですが
今では、県内外、いえいえ世界に
名だたる美術館としてとっても有名になりました。
通称: 21美では、展覧会スペースとは別に市民ギャラリーというスペースもあり
高校生や小中学生の作品展示があったり
美大生の卒業展や
花展に、使われていたりと様々です。
なので年に数回訪れることになります。
イベントとしては、作家さんの、トークショーがあったり、『ベーゼンドルファーを弾く』といったピアノライブや映画の上映会といったものもあります。
今年の夏に行ったときには
木梨憲武さんの個展を開催していました。
夏休みということもあってか、駐車場から県外ナンバー目白押しの渋滞でした。
のりさんの会場は入場待ちの列ですごいことになってました。
私も拝見したかったのですが、時間もなく
本来の目的であるレアンドロさんの日本ではじめての展示会に、行ってきました。
21美といえば『レアンドロのスイミング・プール』ですよね。
必ずといっていいほと紹介されています。
定番中の定番ゆえ見飽きたかもしれませんが
私も載せちゃいます。
何度みても不思議な空間です。
上からはこんな感じです。
そして
私が21美に来たときに必ず足を運ぶところは
『タレルの部屋』です。
ジェームズ・タレルさんの作品で
オープンスカイというタイトルです。
この日は曇り空でしたが、晴れていると
左下の写真のように空が切り取られてみれます。
雨の日には雨が降りこみ
時には
鳥が飛んで行き
蒸し暑い日もあれば、
ベンチに座ると冷たくて
早々に退出したくなる日もあります。
それでも、しばらくのんびりと空を眺める。
ぼーっと、何か考えてるようで
何も考えない時間。
作品を鑑賞したあとの自分の時間。
大切ですね。
館内に置かれている椅子も
いろいろな種類のものがあって
美しいです。
美術館の中にはカフェもありますが
あえて今話題のスイーツをご紹介します。
美術館を出て香林坊方面に歩いていくと
世界で2番目においしいメロンパンのお店が
あります。
温かいメロンパンの中に
冷たいアイスクリームが入っています。
おいし~い。
脳にも刺激と癒し。
おなかにも美味しい刺激と癒し。
この秋には、
かのガウディと井上雄彦さんのコラボレーションの展示会が開催されます。
このようにして
年になんども足をはこぶことになってしまうのです。
金沢21世紀美術館