外出自粛、北海道は最初の緊急事態宣言が2月に出され、さらに2回目と他の地方に比べて長く自粛期間を過ごしております。
そんなおこもり生活で、私はひたすらパンを焼き続ける日々。
我が家ではお正月以外、朝ごはんは、ほぼパン食。
最低でも週に2、3回はパンを焼かないと間に合わない。
数年前からインスタグラムで朝ごはんとパンの記録として投稿しているのですが、見直すと
これが私の定番パン。チーズを入れて粒マスタードをトッピング。
生地が扱いやすくて、翌日もふわふわしているのでこればかり。マンネリ化しているかも。
そんな中、もう2、3年使っていない道具を発見。
これを使うと見映えのよいパンが焼けるのですが、なにせ片付けが面倒臭い。
棚の奥にしまい込んでいました。
時間のあるこの機会に使おうと重い腰を上げてみることに。
かごを使ってカンパーニュを作ります。お店で買うと結構なお値段のパンです。
とはいえ家庭用なので、手順は簡単。
ホームベーカリーに投入。
1時間の間に韓国ドラマを1本視聴。
生地が出来たらパンチという文字通りのパンチを入れ、かごに入れて発酵させたらキレイな模様がつきます。そして切り目をスパッと入れる。かごをひっくり返して模様がついたのを確認する工程が一番好きです。
問題はそのあと。
かごに粉を振っていたので、溝に挟まった粉をブラシで落として、もっと細かい所は爪楊枝で掻き出します。
さらに、天日にあてて乾燥させ、乾いたら乾燥剤の入った袋に保存。これをしっかりやらないと虫がついたりカビが生えるのです。ブツブツ文句言いながらも、出来上がりはこちら。
クープ(割れ目)が苦手なので、満足な仕上りではないのですが、大きいパンは達成感があって好きです。水分をとどめるので外はパリパリ、中はムッチリ。
冷めたらカットして
アボカドと舞茸のソテーでサンドイッチにしていただきます。
手作りパンのいいところは、焼いてから食べるまでの時間が短い事。
たとえ焼きたてでなくても水分が逃げないまま食べられる。瑞々しいパンが楽しめます。
そしてもう1つ、金属のこれまた面倒臭い型で焼いたまん丸のラウンドパン。
中身が見えないので発酵時間を見極められず、目の前で熱い型がパーンと外れ、空中に舞い上がり怪我するところだったというトラウマの型。怖いね怖いねと言いながら、しまい込んでおりました。
そんな出来上がりは
枝豆とチーズです。チーズが予想以上に溶けて穴になってます。
すみません、久しぶりに使うんで要領得てませんでした。
この型の醍醐味は、2色の渦巻きで作ると可愛い~となるのですが、抹茶とかストロベリーといった色をつけるパウダーを切らしていたので出来なかった…ということにして下さい。
昨夜のスープカレーが余っていたので、つけパンで食べます。オリーブ油をつけても美味しかったです。
周りの方に聞くと、ホームベーカリーを持っているけど使ってないという人が多いのに驚きます。
もったいないです!
ホームベーカリーフル活用のパンで作るのはこちら。
今月のおうちカフェメニューの一部は
「塩麹入りフルーツフレンチトースト 」
「 前日のハンバーグ使用のハンバーガー」
「30分で出来るほうれん草のスコーン」
「ただ甘いものが食べたくてあんぱん」
というラインナップです。
スコーンは発酵が不要なので、ホームベーカリーは使わず、ボウルで混ぜ混ぜするだけで出来ます。
家で過ごす時間が増えている今、おうちで眠っているホームベーカリーを目覚めさせてあげませんか。
パンのある暮らしは楽しいですよ。