コロナ騒動が想像以上に広がっている今日この頃。不安も多いですが、みなさま、ご無事に過ごされているでしょうか。
私は、別連載でお知らせしている通り、昨年度の乳がん手術騒ぎもあり飛び飛びとはいえ半年近く自宅お籠り期間を実施済みでした。仕事もリモートワークを併用していたので、早々に会社がフルリモートに移行したときも環境変化は周りに比べて少なかったと思います。
ある意味、先行して慣れていたともいえるのですが、やっぱり自分一人だけが外に出られないという状態とは全然違うことを、今更ながら実感しています。
例えば仕事。
社内ミーティングはもともとリモート参加でもOKだったのですが、会社が完全フルリモートになり全員がリモートだとやっぱりコミュニケーションにも少し支障があるようです。顔がきちんと見えないと反応がわかりにくく不安だし、在宅ワークの方が増えたせいなのかネットワークの調子が悪いと音声が聴き取れなかったり切れてしまったり、目の前にいればちょっと「あー、そこはね・・・」と説明できるのに、少しのミスでも大きな勘違いに繋がりがちな気がします。
リモート全盛の時代ではありますが、相手の表情が見えるってやっぱり大事なんですね。
特にパソコンに装備されているインカメラだと、一昔前のブラウンカメラの画像のようにぼんやりしていて相手の表情が見えない。私一人であればある程度我慢もしてもらえていたのだと思いますが、面談のようなこともするようになり、これはまずいと感じるようになりました。
というわけで、この期間に私がまずやったこと。
「リモートワークの環境を整える」
・パソコンコーナーを拡張し、サイドテーブルを増設して広さを確保。これで会社パソコンと自分のパソコンを並べて快適に切り替えながら使用できるようになりました。
・持っていたモニタを会社のレイアウトと同じにして、慣れた手順で作業を進められるようにしました。これは、向きや場所が違うと地味に面倒だったり手順を間違えたりするので、割と有効でした。
・テレビ会議のために、カメラを整備することに。ただ、現在Webカメラが手に入りにくくなっているので、手持ちのスマートフォンを活用。iVCamというアプリケーションを使って、カメラがわりに使えるように各種ツールをセットアップしました。
・私のパソコンスペースは窓のすぐそばなので、作業自体は快適なものの、テレビ会議の場合は明るすぎて自分が暗く映ってしまうので、照明と衝立を工夫してクリアになるように工夫。
出来上がった環境はこんな感じ。シルバーが自分のパソコン、左側の黒いものは会社のパソコンです。
パソコンの上にスマートフォンが鎮座してたりなんちゃってな感じも否めませんが、なかなか快適です。
もう一つ私がやったことは「着物で在宅ワーク」。
プロフィールにもありますが、私は着物が大好き。普段から割と着ますし、普段に着る着物の工夫をブログでも発信しています。以前から、出勤時に着物も着れたらいいのになと思っていたのですが、人によっては不真面目にとられたりするかもしれないし、さすがに驚かれるだろうと控えて(?)いました。
でも、気づいたんです。
リモートワークなら問題ないんじゃない?ミーティングはちょっとびっくりされるかもだけど、大体上半身しか映らないんだから、たぶんそこまで違和感ないのでは・・・。(言い訳)
実際にやってみたら意外と大丈夫でした(笑)
確かに驚かれるもののむしろ話題にもなって悪くない感じです。
もともと服装規定が緩めなのも功を奏したかもしれません。
あ、着物といっても作業用なのであまりきっちり着つけてはいません。
おでかけする時のようにしっかり紐を使って着ると、最初はよくても疲れてくると気になります。帯結びも気を付けないと背もたれにもたれにくくなったりするので、柔らかい男性用の兵児帯を愛用しています。
料理なんかの時は割烹着を使いますが、サザエさんでいえば、フネさんではなく波平さんのイメージです。(笑)
着物だと帯がコルセットの役割を果たしてくれるので姿勢を保ちやすく、少しは身体にいいんじゃないかなと自己満足しています。
いつまで続くかわからないコロナの影響。
長くなれば長くなるほど、不安も増しますが、できる工夫をして元気に乗り越えていきたいですね。おやつも増えちゃうので、ダイエットにも悪そうなのも気になって、できる限り毎日外をランニングすることも自分に課しています(でもおやつは止められない)。
川沿いや海沿いを走るのは気持ちが腫れます。(風強いけど)
身体も心も、みなさまどうぞご安全に。
また楽しいおでかけをご紹介できる日を楽しみにしています。