おでかけ女史組新メンバーのゆるりです。
外出自粛の生活をしばらく続けていましたが緊急事態宣言が全面解除され、鉄道ファンのわたしが、そろそろ、おでかけしようと訪れたのがこちら。
「深谷ねぎ」で有名な埼玉県深谷市にある東日本旅客鉄道(JR東日本)の高崎線の駅。
深谷駅(ふかやえき)
とりあえず、県内のおでかけです。
普通なら電車に乗って訪れる駅ですが、こちらは、車や頑張って自転車や徒歩で訪れることができる距離にあります。
・・・ということで、運動不足を解消すべく、かなり長めのウォーキングも兼ねて、徒歩で訪れました。
深谷には上質なレンガの生産に適した土があることから、レンガ生産が盛んに行われ、深谷市は、「機械式レンガ生産発祥の地」でもあります。
深谷駅は、日本煉瓦製造株式会社の設立などに関わった「日本近代産業の父」である深谷市出身の実業家「渋沢栄一」の顕彰とレンガを活かした街づくりにシンボル的な存在です。
レンガ調のこの駅舎は「関東の駅百選」にも選ばれています。
深谷駅は東京駅にそっくりですよね?
それというのも、東京駅・丸の内駅舎に使われたレンガは深谷市にかつてあった日本煉瓦製造株式会社で作られていたからです。
なので、東京駅をモチーフにしています。
2,3年ぶりに訪れましたが、何回見ても東京駅に似たモダンな造りにうっとりです。
2024年度上期から発行が始まる新1万円札の顔となる渋沢栄一。
深谷市内のあちこちに「祝 新1万円札」という横断幕や旗が飾られています。
渋沢栄一は、来年2021年の大河ドラマの主人公でもあります。
深谷駅・北口駅前には、渋沢栄一の像があります。
そして、深谷駅・北口降りてすぐに設置してある「からくり時計」。
通常は、深谷市のイメージキャラクター「ふっかちゃん」がくるくる回っています。
それが、毎時0分になると「ふっかちゃん」の代わりに、「渋沢栄一」が青い目の人形と市松人形を手に持って、下からゆっくり現れるのです。
これが、なかなかユニークなので是非、狙って見て欲しいです。
東京駅から約1時間半、乗り換えなしで1本で訪れることができる深谷駅。
以前から、鉄道ファンが遠方からみなさん、訪れています。
いろんな角度から見て楽しめます。
こちらは、深谷駅・北口のバス停前に停車していた市内循環バスくるりん号。
ふっかちゃんに、レンガと渋沢栄一が新しくデザインされたバスも登場して可愛いです。
深谷の街には、レトロなレンガ造りの建物や渋沢栄一関連施設が多数あります。
車はもちろん、深谷市コミュニティバス「くるリン」の定時定路線バスやデマンド(事前予約型)バスや渋沢栄一ゆかりの史跡めぐりタクシーを利用して訪れることができます。