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キャッツアイになれちゃう? “盗んでOK” 盗めるアート展”に行ってきました!

hijiri

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都内在住。家族の赴任に伴い、オランダに四年、香港に三年半住み、現地の会社で働いていたことも。”やらない後悔よりやる後悔”がモットー、興味を持ったらまずは行動! 最近のマイブームはランニングです。普段から着物を愛好し、自称普段着物研究家。そんな着物姿でぶらぶら、走りながらきょろきょろと見つけたおでかけ情報を発信していきます。

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「あなたも怪盗になりませんか?」
そんな風に言われたら、ついときめいてしませんか?

 

そんな気分を実際に味わえる(?)アート展が都内で開催されたのでわくわくしながら行ってきました。

 

その展示の名前は、ずばり”盗めるアート展”。
なんと会期中、会場にはセキュリティを置かず、24時間無人営業し、作品は来場者が自由に持って帰って (盗んで)よいものとして展示されるのです。びっくり。

なんでも、 終了期日前に全作品が盗まれた場合は、その時点で閉展となる設定だそうで、一体どんな展示会?

 

そもそも盗んでいい作品ってどんなレベルのもの??
あれこれ興味は尽きません。

 

サイトやルールにはこんな文章も。

 

・アートに興味のある方々だけでなく、家の壁が寂しいから何か飾りたい方、絵画泥棒をやって見たかったけどできなかった方、そんな方々のご来場をお待ちしております。
・作品を持ち帰られる方をアート泥棒様と呼ばせて頂きます。
・盗む作品は一組につき一点限りとさせていただきます。
(例:キャッツアイ様の場合は3人で1点のみ泥棒可)

 

キャッツアイ様!!!

 

ルパン三世やキャッツアイにときめいた世代なら、もうこれは行くしかない、と思ってしまいますよね!(歳がばれる (笑))

 

というわけで、もう暗くなりかけの時間に降り立った駅は三田線の武蔵小山駅。商店街の店もほぼ閉まりかけの時間です。

 

雨の中、とりあえずオープニングレセプションに向かいます。
オープニングレセプションでは作品を盗むことはできないので、泥棒的に言えば下見です。

会場はすでに多くの人でにぎわっていました。
蜜を避けて作品を見極めなきゃ。(その気)

 


床のお財布たちも作品。
これは盗みやすいね。


これは笑えますね。
これもアートなんですね。

確かに盗りやすそうではありますが。

 

お札(のコピー?)をアートにした作品。
これは好きかも。盗るのならこれがいいな(本気)

会場は意外にも古い民家の一軒家。もとはガレージだったのでしょうか。
なるほど、そもそもセキュリティを保つのが難しいから、それを逆手に取ったということなのでしょうか。でも興味を持たせるという意味ではすごいアイディアですよね。感心。

 

さて、キャッツアイもどきの顛末はどうなったかというと。
あまりに人が集まりすぎてしまい、泥棒タイムスタートを30分早めたところ、予定されていた午前0:00までの30分ですべての作品が盗まれてしまったそうです。
あー、私のお札アートが・・・。

 

最後はちょっぴり残念でしたが、すごく面白いアイディアの企画で、久しぶりにわくわく楽しめました。

おでかけがなかなかしにくい昨今ですが、もしかしたらこういう舞台設定を作っておけば、よく知った近所でも新たな視点で楽しめるのかもしれませんね。

キャッツアイ気分で上下黒の泥棒ルックで。
メガネも変装のつもりでちょっと変えてみました。
もちろんレオタードなんて着ません!(キリッ)

 

盗めるアート展 ※終了しています。後日アーカイブ公開予定

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