おでかけ女史組新メンバーのゆるりです。
埼玉県行田市にある「古代蓮の里(こだいはすのさと)」へ行ってきました。
「古代蓮の里」は、「古代蓮(行田蓮)」をシンボルとした公園です。
約14haで東京ドーム約3個分の園内では、行田蓮(古代蓮)をはじめ42種類、約12万株の蓮を栽培しています。
埼玉県名発祥の地「行田市」。
”さきたま古墳群”や、関東七名城にも謳われる”忍城”など魅力的な観光スポットが多いです。
映画やドラマの舞台になり、”足袋のまち”としても有名です。
現在、わたしが住んでいる埼玉県北部にあるのでよく訪れる行田市です。
今年2020年は、新型コロナウイルス感染防止対策のため、人との距離をあけて散策できるように園内に順路を設けて一方通行になっています。
蓮の開花時期は、6月中旬から8月上旬までの午前中です。(もうそろそろ終わりですね)
行田蓮(古代蓮)は、行田市の市の花でもあり、行田市の天然記念物に指定されている原始的な形態を持つ1400年~3000年前の蓮であると言われています。
1971年(昭和46年)、公共施設工事で地中の種子が自然発芽して開花したもの。
花弁数が13枚~18枚で一重咲種で鮮やかなピンク色が特徴です。
木道が通されていて、近くで鑑賞できます。
大きいものではわたしの背丈以上まで延びていてその大きさに圧倒されます。
行田蓮(古代蓮)が咲く場所は、3つあります。
中央の“古代蓮池”がメインの池です。
そびえ立つタワーは、蓮をイメージして造られた古代蓮会館で展示室では、行田の自然や蓮についての魅力を学べます。
また、地上50mの高さにある展望室からは360度の大パノラマが広がり関東平野を取り囲む山々を眺められます。
今年2020年は中止となってしまい残念ですが、毎年恒例イベントの世界最大の田んぼアートも古代蓮会館から観賞することができますよ。
蓮の花の命はわずか4日間。
蓮の花の開花するのは早朝で、オススメな観賞時間は、朝7:00~9:00頃で、そして昼頃には花が閉じてしまいます。
花弁、つぼみ、葉、茎など儚さゆえの美しさを何倍にも感じます。
蒸し暑さも忘れ、思わず見とれてしまいます。
せっせとお仕事をしている蜂の可愛い姿も。
キュートなハート型にくり抜かれたフォトスポットが点在していて、ハート越しに見える蓮もステキですよ。
古代蓮池より北にある水生植物園には行田蓮(古代蓮)のほかに甲斐姫(かいひめ)も咲いています。
行田蓮(古代蓮)とアメリカ黄蓮の中間の黄紅色で忍城主成田氏長(うじなが)の娘で、石田三成軍が忍城を水攻めした際に城を守って奮戦したと伝えられる姫の名前が付いています。
もう1つは、自然な状態が人気の水鳥の池。8月上旬まで楽しめます。
また、古代蓮の里の入口には、世界の40種類の蓮が鑑賞できます。
こちら、駐車場で料金を払ったときにいただいた花蓮一覧表です。
園内は、マスク着用なので、おうちで撮影しました。
古代蓮の里では蓮だけではなく、ロウバイや梅や桜、アジサイやスイレン、オニバス等、四季折々の花々を鑑賞できるお花見スポットなので、違う季節もオススメ。
古代蓮の里では、売店やうどん店があり、行田の特産品やご当地グルメなどをお買いものしたり、食べることも楽しいです。
蓮の花関連のものもありますよ。