待ちに待ったおでかけは、動物園へ。
幼少期に両親に連れられ何度も訪れた、秋田市にある大森山動物園です。
小学校の遠足でも1度行き、その後は20代前半の頃に1度、それからご無沙汰なので、なんと30年ぶりです。
平日でも、けっこうお客さんの姿がありました。
天気が良く、暑い中でも皆さんマスクをして、動物たちの愛らしい姿や逞しい姿に目を細めていました。
気温は30度を超えていましたが、大森山動物園という名の通りお山の上にあるので、たまに涼しい風がそよそよと流れ、緑に囲まれた動物園はとても過ごしやすく気持ちいいです。
5月11日から営業再開した大森山動物園は、動物たちとの距離が近く、柵や強化ガラス越しに間近でその姿が見られます。小動物は手が届きそうなぐらい。
20代の頃に来たときのことはあまりよく覚えておらず、子どもの頃の記憶はけっこう鮮明で、さる山のおサルさんたちの俊敏な動きや、チンパンジーが手を叩いて威嚇してきたこと、遠足ではトラの檻を見て絵を描いたことなど、様々な思い出がよみがえります。
久しぶりの来園で、子供のときと大人になった今、感じかたが違うんだろうなと思ってましたが……子どもだったあの頃よりもむしろ楽しんだような気がします。
思っていた以上に、とても楽しくおもしろく、時間を忘れて園内を回りました。
たくさん写真を撮りましたが、良く撮れた (と自分で思う) ものを厳選して掲載。こちらです↓
プレーリードッグやコツメカワウソは、ホントに手が届きそうな距離で、ミーアキャットの直立する姿もしっかり見られました。
目の前でトラたちが楽しそうに遊ぶ姿を目撃。
ハリー・ポッターシリーズに出てきたようなフクロウにじっと見つめられ、なぜか固まる私。
カンガルーの家族は人間の家族のようにくつろぎ、お父さんと見受けられるカンガルーは、まさに人間のお父さんそのもの。笑えます。
ヒマラヤの高地に生息するという、マーコールにも見つめられ、またもや固まる私。
オオカミのカップルはずっとくっついてグルグル歩き回っていました。
フラミンゴやツルの美しい立ち姿に惚れ惚れし、カリフォルニアアシカの鳴き声と豪快な泳ぎに釘付けに。
最後に、なんといっても1番のお目当て、さる山です。
大人ザル子ザルがたくさん、キーキーと叫びながら同じ方向を見ていました。
何だろう?と思ったら、エサの時間。野菜や果物がドサッと置かれると、一斉にお山から下りてきて、我先にと走り出します。
いっぱい抱えて走り、賢くお山の割れ目に隠れて「誰かに見つからないように……!」とキョロキョロしながらエサを食べるおサルさんがいたり、自分のエサを取られないように急いで食べているおサルさんの後ろから、ヒュッと現れエサを奪っていくずる賢いおサルさんがいたり、厳しいサル社会、まさに世の中の縮図のようだと思ったりしながらも、走り回るかわいい子ザルの姿には、とても癒されましたね~。
帰り際に記念撮影を、こちら「霊長目 ヒト科 ヒト」の檻で、「ガオー!!」と吠えてみました。
とても楽しんだ大森山動物園、11月30日まで開園しているので、期間中もう1度行きたいなと思ってます。
次はどうやってヒト科の檻で吠えてこようかしら(^-^)