少し前になりますが、コロナ感染予防に気を付けながら秋の京都旅行を楽しみました。
紅葉には早く、平日ということもあり、秋の京都とはいえ観光客が少なくて。ゆっくりのんびり過ごすことができました。
到着後まず向かったのは、久しぶりの慈照寺(銀閣寺)。
室町幕府八代将軍、足利義政によって建てられた禅寺です。
お天気に恵まれ、気持ちの良い秋晴れ!
いつもだったら観光客で溢れかえる銀閣寺もこの静けさでした。
国宝の銀閣は決して煌びやかではありませんが(ついつい金閣寺と比較してしまいます・・・)高貴な佇まい。美しい枯山水庭園も貸し切り状態です。日本独特の『わびさび』を感じることができます。
こちらの「向月台」は月の光を反射し、銀閣を照らす役割とも伝えられています。
インパクトがあり存在感があります。そしてこの美しさ!どうやってこの形を整えているのか・・・興味もあります。
美しい錦鏡池を中心に木々の緑がとても綺麗。
少しだけマスクをずらして深呼吸。久しぶりに秋の空気を感じて嬉しくなります。残念ながらマスクを外したのは一瞬でしたが。早くマスクなしの生活が訪れますよう…
その後は平安神宮へ移動しました。
平安神宮は平安遷都1100年を記念して明治28年に創建されました。京都を代表する神社の中でも比較的新しいのですね。
平安神宮も混みあうことが無くゆっくりまわることができました。
雅な社殿を取り囲むように東西南北に配された4つの庭からなる『平安神宮外苑』へ。
小さな草花をよく見ると・・・・
古今和歌集に、枕草子に、源氏物語に・・・名前と関連した和歌が紹介されていました。春の七草もありましたよ。可愛い~!!
書道のお稽古を再開してからは特に仮名を書くことも見ることも好き、和歌も大好きなので偶然の出会いに嬉しい驚きでした。平安神宮外苑は数年前にも何度か訪れたことがありましたが、当時は興味がなかったのか・・・新しい発見でした。
散策し少しのんびり。美味しいお抹茶(おうす)を頂きました。
こちらも貸し切りでした。美しい景色と美味しいお茶菓子に疲れが吹き飛びます。
泰平閣からの眺めも素晴らしくて。
最高の京都旅行になりました。