先日、連休を利用して佐賀県の唐津を訪ねました。
熊本からは高速を北上して向かうのですが、その途中に、弥生時代の集落跡である「吉野ヶ里遺跡」があることを思い出し、ちょっと寄り道。
発掘された当時には「邪馬台国の出現では?」と全国の話題を独占したとも言われるこの「吉野ヶ里遺跡」。現在は遺跡保存と活用のために「吉野ヶ里歴史公園」として整備されており、復元した建物や発掘物を見学できるようになっています。
ひとくちに弥生 時代といっても、約700年も続いた長い時代だったのですね。
その時代の中で、個人が寄り添い「ムラ」を作り、「クニ」を作り、それをまとめるリーダーが現れ、様々な技術や文化が発達していく・・・。現在の暮らしの基礎となる時代とも言えるかと思います。(・・・ということが、今回よく分かりました!)
秋風の心地よい晴天に恵まれたこの日は、公園内を散策するのにもってこいでした。が、ざっと回るだけでも2~3時間はかかるという広さ。とにかく広大です!
園内には、当時の集落や周辺のムラを治めていた支配者の居住空間(竪穴式住居)や物見櫓(やぐら)、神事が行われた祭殿や当時の神職の住居などが復元されていたり、集落の一般の人々 が育てていたような形で麦やアワの畑が広がっていたりします。
こちらは神職の住居を復元したもの。高床式で風通しの良い住まい。
そんな風景の中を秋風に吹かれながら歩いていると、弥生時代の人たちもこんな風に空を見上げながら歩いていたのかしら・・・と思ったり、この頃私のご先祖様は何をしてたのかしら・・・なんて思ったり・・・。こうして古いものと触れ合うと、様々なストーリーを想像してしまいます。
公園の北側には「北墳丘墓(きたふんきゅうぼ」と呼ばれる弥生時代中期の墓地の遺跡と出土品が見学できます。
弥生時 代中期というと約2200年前だそうですが・・・ よく現在に至るまで残っていたものですね。余りにも昔の事過ぎて想像の域を超えてしまいますが、当時の技術と文化、そして人々の亡くなった人を大切に弔いたいという気持ちがよく伝わってきました。
また、今回はチャレンジしませんでしたが、勾玉や土笛といった弥生時代に使われていた品々を実際に作れるアクティビティや、古代米である赤米や地元の食材を使ったメニューを楽しめるレストランが園内にはあります。
軽い気持ちで寄り道した場所でしたが、思わぬ発見や感動があり、楽しい寄り道となった「吉野ヶ里歴史公園」でした。
吉野ヶ里歴 史公園
http://www.yoshinogari.jp/