先日テレビを見ていたら、明治神宮って2020年(令和2年)に創建100周年を迎えていたのですね!
さらに、あの広大な森が人工的に作られたものだと知ってびっくり。なんでも、四段階に分けられたち密なスケジュールで、自然に木々の世代交代を行えるようになっているそうです。いろいろすごすぎてまたびっくりです(感心)
明治神宮って、広いこともあってなかなか参拝までしないことが多いのですが(私だけ??)そんなことを聞いたら改めて行きたくなっちゃいますよね。
というわけで、少し時期をずらした初詣を兼ねてお出かけしてきました。
実は最近360度カメラを買ったのですが、超広角で撮れるので面白いんです。そんな画像も一緒ぜひ楽しんでみてくださいね。
明治神宮のご祭神は明治天皇と昭憲皇太后です。お二人は国民の人気が大変高く、明治45年に明治天皇が、大正3年に昭憲皇太后が崩御されると、御神霊をお祀りしたいという声が多く上がったことから、ゆかりの深い代々木の場所が選ばれ神宮が創建されたのだそうです。
神宮創建時に全国から献木された約10万本の木々を植樹して、「永遠の杜」を目指して作られたのが明治神宮の杜。乾燥しがちな東京の土にあわせて、もともとこの地に生息していた樫、椎、楠などの常緑広葉樹を下木に、上木には松などの針葉樹を植えることで、広葉樹が育つと自然とそれらが主木に入れ替わり、100年を目途に完成するという何とも壮大な計画に基づいた森なのです。
明治神宮の森の広さは、70万平方メートル、東京ドーム15個分もあるそうです。
あまり疑問には思っていませんでしたが、確かによく考えてみたら、これだけの広大な森が東京のど真ん中にあるというだけですごいことなのかもしれません。
今までこんな風に森を気にしたことはなかったのも、それだけ自然だということなのかもしれませんね。
南参道沿いに、多くの酒樽(菰樽(こもだる))が積まれています。奉献酒樽といってどの神社でも見られるものですが、ここ明治神宮は特に数が多く、なんと216個もあるそうです。
ちなみに菰樽とは、船でお酒を運ぶ際に酒樽が壊れないように、まこもという植物で編んだむしろのようなものをまいたものです。現代では別の素材で代用することもあるのだそうです。
奉献酒樽の参道をはさんで向かい側には、ワイン樽も並んでいます。神社でワインを見るのは珍しいと思うのですが、明治天皇がワイン(葡萄酒)を好まれたからだそう。もともとは日本酒好きであられたそうですが、明治維新で入ってきた西洋の文化を積極的にとりいれていらしたそうです。
これらのワイン樽はフランスのブルゴーニュ地方の醸造元から届いたもので、2006年から始まった比較的新しい試みのようです。
せっかくなので明治神宮御宛も初訪問。江戸時代の加藤家、井伊家の下屋敷の庭で、明治維新でご料地に。その後、明治天皇がお身体のお弱かった昭憲皇太后の運動のために遊歩庭園として整備されたのだそう。
確かに広いですが、運動用の公園だったなんてびっくりですね。
隔雲亭の前でぱちり。
池を見おろすロケーションはとても気持ちがいいです。
花の時期にまた来てみたいなあ。
パワースポットとして名高い清正の井戸。
待ち受けにするとラッキーが来るなんて一時話題になりましたよね。
成人式でしょうか、晴れ着のお嬢さんがたくさんいて目に華やかでした。
いかがでしたか。
原宿駅もきれいになり、最近また話題のこの周辺。おでかけできるようになったらまたじっくりお参りがてら来てみたいなと思います。