元々、介護のお仕事をしていた私ですが趣味が講じて、現在は写真を撮る仕事をしています。
今回は、そんな私の趣味をご紹介したいと思います。
それは
「差し入れや、プレゼントしていただいたものを写真に撮る」
「ありがとうの気持ちを写真に撮ってメッセージと一緒に送る」です。
もちろん、一応カメラマンなので、ただ撮るだけじゃなくて、いただいた相手に感謝の気持ちが伝わるようにと、考えて撮るようにはしています(笑)
おうち生活が長くなって、直接「ありがとう」と伝えられない相手に写真と一緒に気持ちを伝えられたら素敵だなって思うのです。
おうちにあるものや100円ショップ、ホームセンターなどで売っているものを使って少しだけ映える写真テクをご紹介したいと思います。
最近のいただき物
とっても可愛いくて、食べるのがもったいないくらいのお菓子や、スキンケアグッズをいただいたのでこちらを撮ってみたいと思います。
「ありがとう」の気持ちを込めて。
使用するのは
懐中電灯やクリップ式の照明と木目調のシートや造花、それと色画用紙やカラーセロファンなどです。
クリップ式のLEDがついたものは1000円位、シートはもう少し小さいものであれば100円ショップでも手に入れることができます。他にも100円ショップで可愛いなと思ったものを小物として使用したりしています。
まず、素人っぽさを出さないコツは「影」を作らないこと。
蛍光灯の下などではどうしてもスマホの影やお皿やコップの影が写ってしまうと思います。
自然光を使って撮るのが一番簡単で優しい雰囲気に撮れます。。
カフェで写真を撮る場合は窓側の席を確保しましょう。
お部屋の一番大きな窓の側にテーブルをセットして撮ってみます。
レースのカーテンがあると優しい光になり、影が出にくいです。
食べ物の場合、逆光や半逆光で撮るのが美味しそうに見えるコツです。
「逆光にしたら暗くなってしまう」
という場合は右側の写真のように白い画用紙やパネルなどで、窓から入る光が被写体に反射して明るくなる位置を見つけてみましょう。
ラスクの下に影が出来ず優しい感じになります。
この写真のように後ろの背景がボケていると、被写体が強調されプロっぽい雰囲気になると思います。
「スマホしかないから出来ない」という方も大丈夫。
「ポートレートモード」機能がついているスマホであれば背景をボカすことが出来ます。
実は案外、人物撮影しか使えないと思われている方が多いのですが
このように食べ物や小物を撮影する時にも使うことが出来ます。
注意点としては、被写体からある程度の距離を取らなければいけないということ。
その際は、背景がボケるギリギリ近い距離まで離れて撮影した後にちょうど良い大きさにトリミングをしてみてください。スマホで見るくらいであればそれほど影響はないと思います。
お料理などをスマホで撮影する場合は、真上から撮影することが多いと思います。
そういう時も、大きな窓の側に被写体を置いて、窓の反対側に立って撮影すれば影は入りません。
下の紙を和紙に変えるだけでも雰囲気は変わります。
色画用紙も背景としてとても便利です。
色を変えるだけでイメージを変えることが出来ます。
飾りのない無機質なケースでも背景の色を工夫したり、小物を加えるとストーリーが見えてくる気がしませんか?
自然光で影を作らない撮り方をご紹介しましたがこちらは、あえて影を出してみました。
チョコレートなのですが
LEDの照明を横から当てて、影を出してみました。
このチョコレートのように厚みがなくて表面がデザインされているようなものは真上から撮ることが多いです。
この写真の場合は真横から光が当たっているので、真上から撮影してもカメラの影が映り込みません。スマホの影は出来るだけ入らないようにしたいです。
最後にもうひとつ
LEDや懐中電灯、ストロボなどを使用する時にカラーセロファンを光源になる物に被せてみるだけでこんなに写真のイメージは変わります。
左から、黄、青、赤のセロファンを被せた光源を香水の瓶の後ろから当てているのですが
全く違うイメージになりますよね。
背景に造花を置いてみたり、色画用紙やセロファンなど安い小物でも
ほんの少し工夫を加えるだけで、印象がグッと上がります。
大切な友人や家族と会えない今
こんな形で
「ありがとう」
の気持ちを伝えてみてはいかがでしょうか。