職場にとても仲の良い台湾の女の子がいるのですが、彼女がとうとう帰国するとの事。
いっぱい連れて行きたい所があったのに去年はなかなか行けずじまい。
他府県は難しいけど京都の中なら、と最後の思い出作りに行ってきました。
彼女はウチの息子とほとんど歳も変わらず、親子ほど年齢も離れているのですがなんかウマが合う。
そしてモンブランが好きなのも一緒。
京都に和栗専門店の紗織さんというお店があって行きたくて仕方がなかったけれど、スゴイ人気で諦めていたんです。ところが今はお客さんが減ってるとの情報を得て、台湾に帰る前に食べさせてあげたい!
待ち時間覚悟で行ってきました。
平日なのもあってスムーズに入店できました。
ずーっと、行きたいねーって話してたのでテンション上がります。
お店の雰囲気もいい感じ。
最高級丹波栗を使用した「紗」をいただきました。
1階のお席だとこの糸のようなマロンクリームを絞り出すのが見られるらしいのですが、並ばず入れたんですもん。全然構いません。2階のお席は鴨川の眺めも良く気持ちのいい空間だったのでゆっくり栗を堪能できました。人気なのも納得。中のメレンゲもサクサクで、メレンゲだけ売ってたら買うかも!ってくらい美味しかったです。
思いのほか早くモンブランがいただけたので、周りをぶらぶらしてみようと。
せっかくならちょっとディープな所に連れて行きたい。
近くに縁切り神社と呼ばれる所があるのだけど、行ってみーひん?と誘ってみました。
縁切り神社の安井金比羅宮。
なかなか強烈なご利益があると全国的にも有名らしいです。
紗織からは歩いても15分ほど。
安井金比羅宮です。
まずはお詣りを。
今は神社仏閣もコロナ対策はバッチリですね。
アルコール消毒も用意されています。
その後は…
この碑(いし)を潜ります。
形代(身代わりのお札)に願い事を書いて手に持ち、
願いを念じながら向こうに潜り、
同じく願いを念じながらこちらに戻ってきます。
以前来た時は行列が出来てましたが今回はほとんどいらっしゃいません。
よかったー。
穴もそんなに大きくないので、並ばれている前で潜るのは少し恥ずかしかったりするのですよ。
その後、形代を碑に貼りつけて終わりです。
私はもちろん、
「コロナと縁を切りたい!早く終息しますように」
と願って潜りました。
彼女も初めての体験で喜んでくれました。
ここまで来たら京都観光の王道。
清水寺が近いので行ってみよう!と、更に東へ。
以前は修学旅行生と海外からの観光客でスゴい事になっていたので滅多に近寄らない場所でしたが、今はほとんど歩いてる方もいません。
いい感じの写真がいっぱい撮れましたよ。
雲ひとつなく暖かい日だったので、ぶらぶらするには最高でした。
清水寺に到着。
ここに着いた頃には暑かったー。
上着脱いで進みます。
お線香をあげてお参りを。
清水の舞台、修復が終わってました!
長い間囲いがあったのですが、いいタイミングで見れてよかったー。
キレイになってます。
そして見えますか?
左端には京都タワー映ってます!
天気も良くて人も少なく、ゆっくり回れて良い1日を過ごせました。
彼女のいい思い出になったでしょうか。
台湾は近くだしコロナが終息したらすぐ行けるはず。
行ったらぜひ、美味しいモノ巡りに案内してね!と約束しました。
実は今年は御朱印巡りをしようと思いまして。
初詣には平安神宮で御朱印いただきました。
もう少し落ち着くまでは京都の中でと、今回は安井金比羅宮と清水寺でいただいてきました。
どちらも美しいのですが、清水寺で目の前でダイナミックに書いていただいたのには感動しました。
日本中、行きたい所が沢山あるけれどコロナが収まらないとなかなか行けません。
という事は、今は近くで楽しめって事なのかなぁと。
今回もまた、以前ならすごい人で行けなかった所にゆっくり行けました。
思考をちょっと切り替えて、少しでも日々楽しく過ごせるようにしたいと思っています。