関西近辺の小学生が遠足で行く場所として有名な場所のひとつ。
まん延防止措置前にやむにやまれぬ帰省のついでに、大阪府池田市にある五月山公園に行ってきました。
ここは公園だけではなく、そもそも五月山全体がハイキングコースやドライブウェイになっており、山頂にはお寺や墓地もあります。動物園もあって、大阪近辺で生まれ育ったら、一度くらいはなんらかで訪れたことがあるんじゃないかな、というような場所です。もちろん私も小学校の頃に行ったことがありますが、実は桜の名所でもあるのです。
今年は東京都内の桜の開花が早く、いつも通り4月頭あたりだろうと思っていた私。すっかりお花見(気分)のタイミングを逃してしまいました。仕方ないけど、でもまったく桜を感じないのも寂しい、と考えた私は、せっかくの機会と思い、久しぶりに五月山公園に足を延ばしてみることにしたのです。
一体何年ぶりだろう。ちょっとわくわくしますね。
残念ながらこの日は雨。
でもその分人がいません。ノー密です。
想定通り満開の桜!
貸し切り状態で見る桜は、贅沢な気分です。
さて、せっかく五月山まで来たならば、ここ池田にはもう一つおすすめの場所があります。
それは池田城。南北朝時代に摂津池田氏の居城として築かれた小さなお城です。周辺は茶室や池もある優雅な和庭園になっていて、自由に探索できます。小さめの邸宅といった城は実際に中にも入ることができ、池田の町並みを一望できる隠れたビュースポットなのです。
池田の街が一望できます。
阪急池田駅から徒歩15分ほどでこんな眺望が望めるなんて!
池田には、他にも阪急東宝グループの創業者、小林一三の旧邸である雅俗山荘(がぞくさんそう)や、織物、染色の技術を日本に伝えたとされている呉服(くれはとり)をお祀りした呉服神社(くれはじんじゃ)など、意外に見どころがたくさんあります。
ちょっと坂道が多いのが難点ですが、季節のいい時期にのんびり探索にはお勧めですよ。