こんにちは。
寺社部長の吉田さらさです。
各地から選りすぐった寺社のお出かけ情報をお届けします。
さて、すっかり秋も深まり、
紅葉の便りも、あちこちから届くようになりました。
混雑する京都よりは、優雅にしっとりと紅葉を楽しめる、
奈良の寺社がお勧めです。
と言っても、むろん奈良だって、東大寺や興福寺など有名なお寺は混雑します。
後編では、奈良公園周辺の、とっておきの穴場をご紹介します。
奈良市中心部の穴場
お勧めその1
吉城園(よしきえん)
奈良中心部の庭園と言えば依水園(いすいえん)を訪ねる方が多く、ここは意外な穴場。
もともとは興福寺の子院の摩尼珠院(まにしゅいん)があったところとされ、
明治時代に実業家の邸宅となり、大正時代に現在の建物と庭園が作られました。
池の庭、苔の庭、茶花の庭があり、とりわけ苔の庭に落ちたモミジが最高にきれい。
お勧めその2
手向山八幡宮(たむけやまはちまんぐう)
東大寺法華堂(三月堂)の少し奥、紅葉の名所の手向山の山麓にあります。
大仏殿からもそう遠くないのに、ここまで来ると、なぜかぐっと人が少なくなります。
手向山は、菅原道真の和歌
「このたびは幣もとりあへず手向山 紅葉の錦 神のまにまに」にも詠まれています。
法華堂に面した鳥居の脇にある大イチョウも見事です。
写真提供/奈良市観光協会
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