コロナ禍で迎える二度目の夏。
この夏、私は『句会』(複数の人間が自作の俳句を出し合い、評価・批評しあうために行われる集まり「Wikipediaより」)デビューしました!
私が句会に!
友人も夫もびっくり!?
私自身、俳句なんて無理…学生時代の授業でもどちらかといえば興味がない分野でした。
そんな私が句会に興味を持ったのは書道のお陰です。
『仮名書道』の課題で俳句を書くことが増え、心の中で詠みながら十七音の文字を書いていると、外出が儘ならない今、自宅にいながらも季節感を感じたり、言葉使いのセンスや素敵な表現にうっとりしたり・・・いつの間にか、俳句を学びたい、自分でも詠んでみたい、自分の俳句を短冊に書いたら素敵だろうな…そんな気持ちが出てきて。
友人が『花よみ俳句会』を主宰していることを知り、俳句の世界に飛び込んでみました!
緊急事態宣言前になりますが、プレ句会、ということで句会デビュー前に、句会主宰の友人から、俳句のいろは、おすすめの書籍、句会の流れなどをマンツーマン指導!
お写真は勉強前に朝食を頂いた時のもの。(朝9時集合でした)
とても素敵な友人なんです。(撮影のためにマスクをはずしています)
翌週、いよいよ朝活、句会デビューです。
調布にある深大寺集合、お寺の散策からスタートしました。
水と緑がとても綺麗。
これから、俳句を作ることを意識すると、
こんなところに可愛い花が!何ていう名前かな?この木の名前は?どんな木??
いろいろな事に興味を持ちます。
少しですが、まだ紫陽花も見ることができました。
句碑もありました。
高浜虚子
『遠山に 日の當たりたる 枯野かな』
こちらは冬の句ですね。
寂しく、寒々したイメージの冬の中に、「日の當たりたる」があることで温かみや明るさも感じます。深大寺には他も句碑があるそう。次回はゆっくり巡ってみたい!
散策の後は自由行動です。
私は(しっかり朝食を食べてから家を出ましたが!)お腹が空いたので遅い朝食、早いランチ? 深大寺といえばお蕎麦ですよね~食べずには帰れません(笑)限定の粗びき蕎麦、とり天の冷たいおそばを頂きました。
蒸し暑い日でしたので、さっぱりしてとても美味しい~!
ここでもの中は『5・7・5』自作のインチキ俳句が頭の中をぐるぐる・・・(笑)
さて!食後はいよいよ句会です。
コロナ禍で、オンラインも使って。
私は俳句手帳まで用意しました!気合入ってます(笑)
まだ学び始めたばかりですが、俳句にはマイナスの美学を感じます。
会話でも、SNSなどの文章でも、ついつい言いたいことを詰め込みすぎて長くなってしまいがち。逆に聞き手には本当に伝えたいことが伝わらない。
俳句はたった17文字の中に伝えたいことが入っています。
5・7・5の中に言葉選びの難しさと楽しさがあって、
素敵な句をきくのも勉強になります。
句会メンバーのお人柄やセンスは作られた俳句を詠んで感じました。
次回の句会も楽しみ。
限られた中でも季節感を感じ、いろいろな事に興味を持ち、次回までにネタを沢山用意しておきたいと思っています。