こんにちは。寺社部長の吉田さらさです。
この秋は、個性的な展覧会があちこちで開催されます。
今回は、その中でも、とりわけ、ある世代以上の女性におすすめの楽しい展覧会をご紹介いたします。
その名も何と「サンリオ展 ニッポンのカワイイ文化60年史」
会場は東京シティビュー(六本木ヒルズ森タワー52階)で、2022年1月10日(月・祝)までのロングラン開催です。
かつてサンリオのキャラクターを愛した人、今も愛している人は、一度は足を運ぶ価値があると思います。
それにしても、サンリオが創業60周年とは驚きです。本当に古くから、女の子の心をつかみ続けてきたんですね。これは、どの時代のキャラクターにもっとも思い入れがあるかで年齢がバレてしまう、楽しくも少しこわい展覧会と言えますね。
最初のお部屋でまず度肝を抜かれます。
こちらは、「Unforgettable Tower」といって、増田セバスチャンさんがこの展覧会のために制作したシンボリックアートで、懐かしいサンリオキャラで埋め尽くされています。
実はこのタワーの背後の窓から東京の街が一望でき、夜になると、東京タワーなどの夜景とともにきらめくしかけになっているのです。
キティちゃんやキキララもお出迎えしてくれます。
サンリオキャラは数あれど、やはり、この二つが代表なのでしょうか。
さっそく年がバレますが、わたしがもっともサンリオ商品に親しんだのは、この「カワイイのはじまり」のころです。小学生だったわたしは、このイチゴ模様のグッズが欲しくてたまらなかったのです。
今では珍しくないかも知れませんが、当時は、「この世にこんなにかわいいものがあるなんて」と興奮しました。
内藤ルネさん、田村セツコさん、そして水森亜土さん。当時はまだオリジナルキャラクターはなく、当時大人気だったイラストレーターとのコラボ商品が多かったとのこと。
当時わたしは水森亜土さんのグッズに熱狂しておりましたが、その中の一部がサンリオの商品であったことを、今回初めて知りました。
サンリオは出版業もしていたのです。
わたしは「詩とメルヘン」という美しい雑誌をよく読みましたが、これもサンリオの製品だったなんて知りませんでした。思ったよりずっと深く、サンリオはわたしの人生にかかわっていたのですね。
パティ&ジミー
4才下の妹がはまっていたアメリカ風のキャラクター。
わたしはこのあたりまで来ると、もうすでに「こういうキャラクターは少し子どもっぽいかな」と思う年齢になっていたような記憶があります。無垢な子ども時代はあっという間に過ぎてしまいますね。
サンリオ最大のヒットとなったハローキティ。
日本の少女たちのみならず、世界のセレブをも魅了するようになります。
ハローキティ最初の商品は、この小さながま口だった。
これに似たものを持っていたような記憶があります。
レディガガ着用のキティちゃんドレスを再現したもの。「すごい!」の一言。
サンリオのキャラクターに魅せられたアーティストたちのオリジナル作品も展示されています。こちらは、イラストレーターのホラグチ カヨさんの作品。
どこにどのキャラクターがいるかわかりますか?
展示室から出てもお楽しみは続きます。
ミュージアムショップには、子どもじゃなくても欲しくなるようなグッズが山積み。
もっと大人向けのものをご希望の方には、大倉陶園のカップ&ソーサーはいかが?
なんと内側にキティちゃんがいます。
展示会場に隣接するカフェ&レストラン「THE SUN&THE MOON」では、コラボメニューを味わうこともできます。
アフタヌーンティもあります。こちらは10月31日までのハロウィンバージョン。
以降、クリスマスバージョン、アニバーサリーバージョンと、時期に合わせて変わっていきます。
『サンリオ展 ニッポンのカワイイ文化60年史』(~2022年1月10日‹月・祝›)
会場:東京シティビュー(六本木ヒルズ森タワー52階)
詳細は公式サイトをごらんください。
𠮷田さらさ 公式サイト
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