季節が秋から冬に進むと、肌の乾燥もどんどん進んでいきますよね。カサカサになりがちなボディの保湿ケアは、年齢を重ねるほど大事、と「美肌のプロ」である水井真理子さんは言います。
水井真理子(みずいまりこ)さん/トータルビューティアドバイザー
エステテシャンとしての経験やアロマ、東洋医学などの幅広い知識を生かし、肌だけでなく、体の中からの美しくなるための美容情報を発信。女性誌やWEBの美容特集を通じての適切なアドバイスが人気。
■衣類などの摩擦で油分は奪われがち
OurAge世代のみなさんは「若い頃はこんなに体が乾燥しなかったのに……」という人も多いのでは。なぜこの季節になると、カサカサ乾燥肌になってしまうのでしょうか。
「肌の油分は年齢とともに減っていきます。温度が低く空気も乾燥しているこの時期、長袖の服やタイツ、ソックスなどを着ると、衣類との摩擦で余計に油分が奪われることも。乾燥を放置してしまうと、さらに肌ダメージが広がり、次第に刺激に弱くなってしまうので、しっかりボディの保湿をすることはとても大切です」(水井さん)
そして、お風呂でボディをゴシゴシ洗うのも乾燥が進む原因に。水井さんは「体は手で洗う」ようにしているそうです。
「油分の取り過ぎは本当に乾燥を招くので、ソープを泡立ててからやさしく手で洗う程度で十分です。手で肌を触ることを習慣にすると、今日はしっとりしているな、とかざらざらを感じたら乾燥しているサインなど、肌の状態もわかるようになりますよ」
■簡単に全身保湿ケアをする方法
というわけで、これからの季節、私たち大人の肌にはボディの保湿ケアは不可欠。とはいえ、ちょっと面倒なときは……?
「皆様にお話を聞くと『お風呂上りにクリームを塗って、そのまますぐにパジャマを着るとべたつきが気になる』『出かける前にボディケアしたいけど、浸透するまでちょっと時間がかかる』など、ケアをするタイミングに悩んでいたり、面倒だと感じることがあるようです。おすすめは入浴時に保湿力のある入浴剤などを使って保湿をしてしまうこと。これならお風呂上りにしっとりした肌でいられるため、慌ててクリームなどを塗らなくても大丈夫です」
パジャマに着替えてゆっくりしてから、さらに乾燥が気になることころがあればクリームなどで保湿するとよいようです。
■入浴剤を上手に使えば肌のコンディションも整いやすく
水井さんは、入浴剤を欠かしたことがないのだとか。バスタイムは絶好のスキンケアタイムだと言います。
「入浴剤を入れると、さら湯のお風呂よりも温浴効果が高まり、めぐりが良くなるのを感じます。大人になるとめぐりが悪くなり、不要なものをデトックスしづらくなります。入浴剤を入れると気分がスッキリします。それにプラスして保湿効果があるものは、これからの季節に本当に便利です。湯船に浸かるだけで手が届きにくい背中など、全身保湿できますから」
「さらに、私は液体タイプの入浴剤は、洗面器に少し溶かして最後にリンスのようにかけ湯をすることもあります。保湿のべールをまとうようで、簡単保湿ができてとっても便利ですよ」
冬の乾燥肌対策は「ひどくなる前に、できるだけ早く始める方がいい」とのこと。乾燥が気になる前に、保湿成分配合の入浴剤で簡単保湿ケアを始めませんか。
バブ メディキュア 極み薬湯(医薬部外品)「無香料」(左)「ハーブの香り」(右)
生薬カミツレエキス・米胚芽油配合で、有効成分が温浴効果を高めて血流循環を促進。くり返しがちな肌の乾燥、ムズムズしっしんにも。さらに、オーツ麦エキス・セラミドAP+※1・シアバター・モイストオイル※2(保湿成分)配合で、保湿ケアが叶う。しっとり乳白色のお湯。
バブ メディキュア 極み薬湯について、もっと詳しく知りたい方はこちら
撮影/山田英博 ヘアメイク/木村三喜 取材・文/島田ゆかり