先日、仕事で神戸に行ってきました。
神戸と私の住む横浜は同じ港町で街の雰囲気は似ている気がします。
今回は旅行ではなかったのでほぼ観光はできなかったのですが
神戸北野異人館街にだけはどうしても行きたかったので閉館前の1時間半前に駆け足で行って来きました。
神戸北野異人館街には
公開されているもので16館もあるのでその中から
「英国館」
「洋館長屋」
「ベンの家」
の共通入館券を購入。
まずは「英国館」
コロニアル様式が特徴的な建物です。
館内に入る前にイングリシュガーデンが目に入ります。四季折々の花が咲きがとても可愛いお庭です。
館内には豪華なアンティーク家具や調度品が数多く置かれています。
1階にあるバーカウンターは見学だけでなく夜はイングリッシュパブとして楽しめます。(拝観した時期は営業はしていませんでした)
英国館ではシャーロックホームズの衣装の貸し出しもしていて、お庭や館内で記念撮影するのも楽しみの一つになっています。シャーロックホームズの「ベーカー街221B」を再現した部屋が2階にあり、小説の中に入り込んだような気分が味わえるので、世界中からシャーロックホームズファンが訪れ得るそうです。
アンティークグッズがかっこいい!
各所に楽しいしかけもしてあって見どころ満載です。
英国館のすぐ横にある
「洋館長屋」は2軒が左右対象に建つ少し変わった作りで、元は外国人向けのアパートだったそうです。
フランスの美術品や調度品、エミールガレらのガラス工芸など普段目にすることのない美術品を近くで鑑賞できます。
2021年3月20日にリニューアルオープンしているのでアンティークでありつつ新しさも感じます。かなりカラフルなのに統一感がありセンス抜群です。
2階は飛び出す絵本の世界に入ったようなお部屋。
「ピンク」「お花」「ドレス」女の子のテンションが上がるものが詰まったお部屋。
隣の部屋はモノトーンで絵の中の世界がそのまま立体になってしまった感じ。
置いてあるもの飾ってあるもの、とにかく「可愛い!」
不思議の国のアリスになった気分。1階とはまた全然違うテイストのお部屋ですが、どちらも可愛すぎてインスタ映え間違いなしです。
最後に拝観したのは
「ベンの家」
冒険家ベン・アリソン氏のコレクションをイメージしたアーティスティックな館内です。
入り口すぐに出迎えてくれるのは巨大な白熊。
見上げるほどの大きさで迫力満点です。
ベンが世界中を旅して捕った剥製が至る所に飾られています。夜にこの家で過ごすのはちょっと怖いですね。こちらの家は全体的に少しマニアックな雰囲気が漂います。
動物の剥製だけじゃなく蝶の剥製が壁一面に飾ってあったり、美しいケースに入ってオブジェのように飾ってあったりちょっと怖いのだけれどオシャレでした。
個人的にはこの「ベンの家」のシュールでクールで少しホラーな雰囲気も大好きです。
全部お見せ出来ないのがとっても残念なくらい沢山写真を撮ってきてしまいました。
今回は閉館前の1時間半という限られた時間で駆け足での拝観だったのですが、今度は時間を作って他の異人館もゆっくり巡ってみたいです。写真映えするスポットかいっぱいあって楽しそうです。