おでかけ女史組はご存知ですか? 全国からご応募いただいた大勢の中から選ばれた7人のおでかけ女史が、自身のおでかけ体験をレポートする、OurAgeの人気コーナーです。
このたび、おでかけ女史組メンバーが、花王の研究所を訪ねる連載がスタート! 第1回のレポーターは、Winterさんです。
Winterさんには、事前にお悩みアンケートを実施。実は、Winterさん、生え際の白髪が、うまく染められないのが、ずっと悩みだったそう。
様々な商品の研究や開発などが行われている東京都墨田にある花王の研究所で、研究者に悩みをぶつけましたよ。
「おはようございます。今日はとっても楽しみです。白髪が上手く染められなくて悩んでいたんです!」
と、Winterさんはやる気満々!
「特に気になる生え際は、液だれして目に入ったら嫌~という心理が働いて、ついつい薄く塗ってしまうのと、カラー剤が地肌に付いたらいけない! と思って、なんだか焦っちゃうんですよね」と、上手く染められない原因を分析していました。
今日は、そのあたりのコツを、花王のラボでしっかり教えていただきましょう。
「おはようございます。よろしくお願いします!」
出迎えてくれたのは花王ヘアケア研究所 主任研究員の小鹿さん。
早速、白髪についてお勉強します。
◆自分だと、どうして上手く染まらないの?
白髪は自宅で手軽に染めたいのに、上手く行かない!というWinterさん。上手に染められるようになりたい! と、小鹿さんに熱心にお話を聞きます。
Winter「以前はクリームタイプを使っていましたが、泡の方が使いやすそう、と思って切り替えたんです。それでも染め残しがあって、友人に後ろがムラになっていると指摘されたことも。どうすればいいんでしょう?」
小鹿「花王の調査でも『きちんと染めたつもりでも、染め残した部分がある』『見えない後ろの部分や髪の内側が上手く染められない』という悩みを抱えている人が多いんですよ」。
「原因は2つです」
①髪に残ったスタイリング剤などで泡が消えてしまうから
「ヘアケア剤やスタイリング剤、皮脂など、髪には意外と油分が付着しています。その油分で白髪染めの泡が消えてしまい、上手く染まらないという問題がありました」。
②根元まで泡が行きわたっていない
「地肌に付かないようにと、表面しか塗っていないことが多く、一番染めるべき根元部分に泡(カラー剤)剤がついていない人も多いようです」。
つまり、塗ったと思っていても泡(溶剤)が行き渡っていないのが原因なんですね。「地肌まで塗っても大丈夫ですから、根元もしっかり染まるように、しっかり塗りましょう」と小鹿さんの心強いアドバイス!
◆新しいブローネはこうしてお悩み解決!
小鹿「そこで我々研究員は、2つの原因を解決すべく、泡の密着力を高め(パワフル密着泡)、油分に強い“消えない泡”を開発しました」
Winter「すごいもっちり泡! なるほど、これで液だれと仕上がりのムラの心配がなくなりますね!」
小鹿「この泡は、泡膜を強化しましたので、油分の多い髪でも泡が消えず、またクリームと同じくらいの密着力があるんです。根元から毛先まで泡がしっかり密着して、ムラなく染め上げることができます」
◆慌てずに、しっかり染めるのがポイント
Winter「急がないと染まり過ぎてしまう、とか、髪が傷んでしまう! ってとにかく焦ってしまうんです。だからしっかり染まったかも気になりつつも、急いで流してしまうんですよね」
小鹿「塗布時間で30分。放置時間で30分。これくらいの時間できちんと染まるように設計されているので、慌てて染める必要はありません。逆にそれ以上放置しても、染まり方はほとんど変化がないんですよ」
Winter「そうだったんですね~。あわててしまって、しっかり染まらなかったんですね。それを聞いて安心しました。確かに、1時間もあれば落ち着いてできますね」
というわけで、さっそく染めてみましょう。
1.髪全体に泡を
容器から泡を出し、手のひらに取って、根元から毛先まで髪全体にどんどんつけていきます。
2.もみ込んでパワフル密着泡に
泡を全体に付けたら、根元までよくもみ込みます。この「もみ込み」でどんどん泡がしっかりしてきて、パワフルな密着力を実感! 液だれの心配もなし! 指先で根元までしっかり泡が行きわたっているか感触を確かめて。
3.気になるところは重ね付け
特に気になる部分は全体を塗り終った後に、再度重ね付けを。根元までしっかり染めるには、地肌まで泡が行き届いていることがポイント。地肌を指で触り、「ひやっ」としたら泡が届いているサイン。この方法で後頭部の内側もしっかり塗りましょう。これがしっかり染めるコツ。染める道具は「手」!
4.しっかり染める20分
約20分放置します。“消えない泡”で根元までしっかり染めていきます。
そして、シャンプーして完成です。
美しい染め上がりに「自分でここまで染められるんですね」とWinterさんもびっくり。
◆体験してみて
「ちょっとしたポイントを押さえることで、私のヘアカラーの悩みはすぐに解決できることが分かりました」
髪の根元である地肌にヘアカラーの泡の感触を感じるまで行き渡らせること、そして根元からヘアカラー剤を付けること、泡をよ~くよ~く揉み込むことが大切だと、よく分かりました。
「自らの手が一番使いやすい道具ですから」との研究員の方のお言葉。その「手」で、よ~く泡を髪の毛に揉み込むことで、ますます泡がもっちりとして髪の毛と密着。これで全体がムラなく染まるのだそうです。
◆Winterさんより
このレクチャーを踏まえて、実際に使ってみると、なるほど泡が揉み込むほどにもっちりとして来て髪に密着するので、髪全体の根元までしっかりと行き渡った感じがします。液垂れする心配もなかったので、この「しっかりと全体に行き渡らせて、よく揉み込む」ことに落ち着いて専念することが出来ました。染め上がりは、どこに白髪があったのか分からないほど、均一に美しく染まりました。今回の体験で、ヘアカラーを上手に使いこなすコツがわかりました! 色ムラがあると指摘された友人に、早く自慢したいですね(笑)
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撮影/山田英博