最近、朝時間を勉強や趣味の時間として活用している方が増えたように思います。
私自身も、20代、30代の頃は夜に出かけることが多く、終電時間を気にしていたのがウソのよう! この数年ですっかり朝型人間になりました。
去年から続くコロナ禍で夜の外食が減り、その分朝の外食が増えたように思います。
食いしん坊の私は朝の約束がある日は前日夜からワクワク。そんな日は早起きも苦になりません。
この日は、以前ご紹介した『花よみ俳句会』主宰のみゆきさんと朝食の待ち合わせ。ずっと行きたいねと話していた場所、築地本願寺へ!
築地本願寺内にある「築地本願寺カフェ Tsumugi」で待ち合わせです。
築地本願寺は2017年に創立400年を迎え、開かれたお寺を目指して大幅リニューアルされたそうです。カフェがある『インフォメーションセンター』もその一環として2017年にオープンしました。朝早い時間だった為閉まっていましたが、カフェだけでなくオフィシャルショップやブックセンターもありましたよ。
私たちのお目当てはこちらの「18品の朝ごはん」です。
16品のおかずとお粥、お味噌汁で18品も!
なぜ18品かと言いますと、
『築地本願寺のご本尊である阿弥陀様は全ての生きとし生けるものをすくうために48の誓いをたてられました。
その中心となるのが「あなたを決して見捨てない」と願い誓われた第18願』
そう、この18にちなんで18品の朝ごはんだそうです。
日本茶を頂きながら朝食を待ちます。
温茶か冷茶を選びます。私たちは温茶(三重県産・福岡八女産のかぶせ茶)を頂きました。
伺う前は朝から18種類も食べられるか心配!?・・・と思っていましたが、
精進料理をモチーフに作られており、一品が少量、そして朝の身体に嬉しい基本薄味、とはいえ多少塩味のある明太子や梅干しもあるのでお粥にも合います。お粥はお代わりもできます。
築地らしい『築地紀文のお魚とうふおぼろ揚』、『つきぢ松露の卵焼き』、『築地江戸一甘口昆布の佃煮』などもありました。ああ…美味しい~!!
お腹が満たされた後は築地本願寺内を歩きました。
築地本願寺は1617年、浅草近くに創建。
その後火事などによる焼失があり、現在の本堂は1934年に東京帝国大学(現・東京大学)の名誉教授、建築史家の伊東忠太博士の設計により再建されたものだそうです。
建築研究のため中国・インド・トルコに留学されたこともある伊東博士。
オリエンタルな雰囲気を感じるのはアジアを留学された影響でしょうか?
日曜日ということもあり、色々な方がいらしていました。
まさに開かれたお寺!
この後は親友と久しぶりの銀座ランチへ。
朝食をしっかり頂いたので築地から銀座まで歩きました。
大好きなスペイン料理を頂きながらランチを楽しみ、デザートプレートは「いつもありがとう」のメッセージをお願いしました。今年も大変お世話になった親友へ感謝を込めて。
朝からよく食べ、よくおしゃべりをし、そして改めて友人たちへ感謝をした一日。
朝から動くって最高です(笑)!
2021年も残り僅かとなりましたね。
今年もお世話になった友人や家族に。
日ごろの感謝の気持ちを込めて、こんなメッセージプレートをサプライズで用意するのもいいかなと思います。