NHKのクラシックTV「クイーンとクラシック〜オペラの香りを添えて〜」で錦織健さんの『ドント・ストップ・ミー・ナウ』を聞いて痺れた私。
家から近いミューザ川崎シンフォニーホールでリサイタルが開催されると知って、すぐさまチケットを取り、当日いそいそと出かけました。久しぶりの音楽ホールは高揚感に溢れます。
チケットは自分でちぎって半券を箱に入れる、パンフレットも自分で取る、アルコール消毒が至る所に置いてある、など感染対策は万全でした。
CD販売所。普段なら購入すれば錦織健さんとのツーショットも撮れたのかも! コロナで残念です。
ミューザとは、ミュージック(音楽)+座(古来より人が集まる場所を意味する)から作られた造語です。臨場感あふれるヴィンヤード形式の客席構成をもつ座席2000の大ホール。その優れた音響性能は世界的音楽水準で、スパイラル形状で左右非対称の客席形態です。
2階の前から5番目、ほぼセンターという最高の座席。
颯爽と現れた錦織健さんは、国立音楽大学卒業のテノール歌手。オペラのプロデュースも手がけ、テレビやラジオ出演も多い実力派。ピアノの山岸茂人さんは現在東京芸術大学声楽科伴奏助手、二期会イタリア歌曲研究会ピアニストです。
YouTubeでコンサートを観て、話が面白いことは知っていましたが、ホントにおしゃべりが楽しい!
たとえば、「支払いは現金と決めている」話。「お支払いは?」と聞かれると「現金で」と答えるが、今時?と昔の人のように思われるのが嫌で勝手にやさぐれて、何度も現金でと答えているうちに、現金というのが嫌になって、ある日「お金で!」と言ってしまった。またある日は「お札で!」と言ってしまった、等々。
歌ももちろん素晴らしく、『アヴェ・マリア』『ホワイト・クリスマス』などクリスマス感溢れる曲も素敵。
そしてお待ちかねのこの曲!
オペラ会からは『バカじゃないの!』
ロック会からは『やめてくれよ!』
じゃあ何でやるんだ?
『歌いたいからだよ!』
拍手〜!!
で始まった「ボヘミアン・ラプソディ」
コーラスはピアノのみ。
でも上手に咬ませてあるんです。最高でした!
アンコールも合わせてクイーンを3曲。
嬉しい嬉しい。
クリスマスにクラシックコンサート、自分でも素敵な過ごし方だなと。
本日も最後までお読みいただきありがとうございました。
音符が飾られたクリスマスツリーが可愛い。