新春・神社巡りに行って来ました！
十日戎（とおかえびす）も終わって新年の賑やかな雰囲気が落ち着いていたので、どちらの神社もゆっくりできました。
まずは晴明神社へ。
娘と出かけようと話してた時に、ふと頭に晴明神社が浮かんできまして。
なんだか呼ばれてる？
久しぶりに訪れてみました。
五芒星がカッコいいですよね。
お詣りした後は…
厄除桃をなでなで。
撫でる事で自らの厄を桃に移せるそうです。
しっかりめに撫でときました！
晴明神社には至る所に五芒星が。
他の神社とは少し雰囲気も違います。
五行みくじを引いてみましたが…なんと凶。
それでも一つ一つの項目を読んでみるとなんだか優しいお言葉が。
せっかくなので持ち帰る事にしました。
一条戻橋も再現されていて、陰陽師の世界が好きな人にはたまらないかも！
橋のたもとには式神もいますよ。
晴明井の写真は待ち受けにするといいとか。
私も何枚か撮った中から良さげなのを設定してみました。
さて、晴明神社から車で北に10分。
今宮神社に来ました。
こちらは幼い時からよく両親に連れて来られてました。
それなのに最近まで知らなかったのですが、玉の輿のご利益もあるとか！
昔からもっとちゃんとお詣りしとけば良かったー。
手水舎が可愛く飾られてました。
お花がいっぱい浮かんでいるのは色んな所で見ますが、こちらのはお正月っぽくてとてもステキ。気持ちも華やぎます。
前日の雪がまだ境内には残っていました。
こちらでは「やすらい人形」に健康と厄除けを願って名前や住所など記入して納めてきました。「蘇民将来子孫也」のお札は玄関に飾るか身近に持っていると良いそう。今宮神社は、平安時代に疫病を鎮魂するために建てられ疫神が祀られたのが始まりとされているので、厄除のご利益もあるのです。
そして今宮神社といえば…
「あぶり餅」！
そうです。これを食べに両親に連れて来られていたのです。
今でも定期的に食べたくなって、年に何度かはお邪魔しています。
香ばしく焼けたお餅と、きな粉と白味噌のハーモニーが堪らない。
寒い日に温かいお茶といただくと最高！
写真を見てたらまた食べたくなってきます。
ちなみに私は「かざりや」さん派です。
お腹も満たされてほっこりしたのですが、まだ時間にも体力的にも余裕がある。
せっかくならと、さらに車で10分くらいの上賀茂神社へ行く事にしました。
正式名称は
賀茂別雷神社(かもわけいかづちじんじゃ)
といい、境内全てがユネスコの世界文化遺産に登録されています。
こちらも数年ぶり、娘が小さな頃に来ましたが覚えてないそうなのでゆっくり回りましょう。
この円錐形の２つの砂の山は「立砂」と呼ばれ、神様が降臨なさる場所だそうです。
よーく見ると、立砂のてっぺんに松葉が。
２本と３本と立てられていて、陰と陽の一対になっているそう。
なんだか神々しい感じがしますね。
特別参拝もさせていただきました。
これは本当にオススメ！
普段は入る事のできないご神域へご神職が案内して下さるのですが、その前に身を清めます。
浄掛(きよかけ)という紙製の物を首から掛けるのですが、これは清めた着物の代わりだそう。
ご神職からお祓いを受け、国宝である本殿と権殿の並ぶご神域へ。
ちょっと空気が違って一気にタイムスリップした様な気持ちに。
冬の寒さもあるのでしょうが、ピリッとした空気に身が引き締まりました。
この日は私と娘、そしてもう一人しかいらっしゃらなかったのでゆっくりとお話も聞けました。これで500円。上賀茂神社へ行ったら是非、参拝されて下さい。
行き当たりばったりで１日に一気に３つの神社をお詣りしたのですが、どちらもご利益は厄祓い。今年で50歳になるのですが、50年間の間に身に付いてしまった厄をまとめて落とせたでしょうか。天気も良く、とても気持ちのいい１日を過ごせました。
そして…
紫乃のおでかけ女史組は今回で最後となります。
４年間お付き合い下さりありがとうございました。
４年のうちの半分はコロナ禍で思うようにおでかけも出来ず残念な事も多かったのですが、それでもこんないい機会をいただけて本当に感謝しております。聞いて欲しい事がありすぎてレポートみたいになってしまうのが悩みだったのですが、どなたか１人でも面白いなと思って下さったらなぁと。ブログを読んで、ちょっと行ってみたいと思って下さる方がいらっしゃったら、とても嬉しく思います。
まだまだコロナが収束しそうな気配もありませんし、更年期やら親の介護やら色々大変なお年頃ではありますが。少しでも楽しい事見つけて、面白おかしく過ごしましょうね！
皆さま、ご自愛くださいませ。
ありがとうございました。
紫乃
