日本代表から始まったサッカー熱。Jリーグ、高校サッカーときて、地元のツエーゲン金沢というサッカークラブを応援しています。
おでかけ女史組にも開幕戦の記事をUPしましたけど、まだまだ知る人ぞ知るチームです。1956年に金沢サッカークラブとして、発足し、2006年、Jリーグ入りを目指してツエーゲン金沢として生まれかわりました。
そのツエーゲン金沢は、今年発足したJ3リーグで見事、初代王者の座に、輝きました。そして、来季は、J2で戦うことになります。
優勝がきまったのは11月16日。
FC琉球とのアウェイ戦でした。
我が家の契約のスカパーでは放送されなかったので
電気屋さんが、催してくれたパブリックビューイングにいって来ました。
電気屋さんが、準備した屋内会場はすでに満杯でした。沖縄に応援に行きたくても行けなくて、家で速報をみるのももどかしかったサポーターが300人ぐらい集まったそうです。
急遽、外に設置されたテレビの前に陣取って、親子連れやカップルなどとともに観戦しました。
11月中旬とはいえ、ここは北陸。雨など降れば冷え込むのですが、この日は小春日和。風もなく外でも大丈夫です。しかもサポーターの熱気でムンムンです。
ゲームの流れに沿って、スタジアム同様、拍手、声援、コールが控えめにとびかいます。(室内の会場はすごかったと思います)
前半は0-0で折り返しました。
引き分けでも、優勝でしたが、ここは勝って決めたいところです。
すると後半21分。
阿渡選手のナイスシュートが決まりました。
もう会場は大騒ぎです。
あとは、試合終了のホイッスルを待つばかり。
しかし、ツエーゲンの選手は、追加点を奪うべく、積極的にしかけてました。
観戦する私といえば、ツエーゲン金沢になってから、ずっと陰ながら応援しつづけてきた日々を思い出して、うるうる、ずるずるしてきてました。
思い起こせば…
地域リーグで、切磋琢磨してたライバルの松本山雅とは、JFL(ジャパンフットボールリーグ)に同時期にあがりました。
JFLのFC刈谷との入れ替え戦で愛知県の刈谷市まで雪の東海北陸道を走った記憶があります。
その日は、名古屋も、積雪があったらしく、やたら道が混んでて、試合開始に、間に合わないのではと、やきもきしました。
この日、見事勝利し、ツエーゲン金沢は2009年からJFLで戦うことになりました。
しかしながら、松本山雅は、一年でJ2昇格を果たし、今季は2位となり来季からはJ1です。
残念ながら、ツエーゲン金沢は、昇格圏内にも入れず、Jリーグに加盟するための条件もまだ整わず、足踏み状態が何年も続きました。
松本山雅のサポーターは地域リーグの時代からすでに貫禄があり、素晴らしい応援をしていました。あのサポーターにしてあのチームありです。見習わないといけないと思いました。
お祝いのお花も届いていました。嬉しいですね。日本代表で星稜高校OBの豊田選手からもお花が届いてました。
松本山雅の後を追いかけていたツエーゲン金沢も今季J3初代王者となり、来季、とうとうJ2でプレイすることになります。
ホーム最終戦の11月23日。J3優勝とJ2昇格の嬉しいお知らせをもたらしてくれたチームを、みようと、この日は6000人越えの観客でした。ゴール裏もいつもより、声援がまとまっています。
ゲームは、FC相模原相手に圧勝し、優勝に恥じないプレイを見せてくれました。
ゲーム終了後には、優勝のセレモニーが行われました。キャプテンの清原選手の言葉にまたまたうるうるです。
う~。よかった~。おめでとうございます。
優勝ということで、メジャーなサッカー番組に出演したり、(はーい。やべっち!とか。)
地元各局では、連日でした。
しかし、選手たちの目標はここでは終わりません。J2で戦うことは、今までとは、レベルが全く違うなかでの戦いになると思います。簡単ではないことは、誰もが承知していますが、夢はでっかく!持ちたいです。いつかツエーゲン金沢がJ1でプレイすること。私の大好きな浦和レッズと対戦すること。そして、チームの中から日本代表にも選ばれることがあると、サッカー後進県と言われた石川県のサッカー少年たちの夢もますます広がると思います。
(後進県とはいえ、今年の高校サッカーの決勝は、北陸対決でした。)
スタジアムの横断幕には
『歴史をつくった選手たちありがとう』の文字とともに名前がありました。ピントがあわないので多分なのですが、過去にツエーゲンに在籍した選手の名前があったのではないかと思われます。この一年で勝ち取った優勝ではなく、今まで在籍した選手たちが基盤をつくってくれた上に成り立っている昇格!という思い。
粋なはからいですよね。
FC相模原のサポーターさんは、試合後のセレモニーが終了するまで、スタジアムに残ってくれました。そして、ツエーゲンコール。
そして、ツエサポからは、お礼の相模原コール。
このエールの交換がたまらないです。
だから、
サッカー好きはやめられないのです。
是非、一度、サッカースタジアムに足をお運びくださいませ。
ツエーゲン金沢
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