クリスマスを控え、街中が華やかなこの時期。 大人の楽しめる場所「恵比寿ガーデンプレイス」に行ってまいりました。
恵比寿ガーデンプレイスは、JR恵比寿駅東口より動く通路「恵比寿スカイウオーク」をおよそ5分歩いた先にあります。 初めてガーデンプレイスを訪れる方、そして久方ぶりにガーデンプレイスにいらっしゃる方へ。動く通路が存外長いです。私の中では、搭乗ゲートの遠い空港か、ガーデンプレイスかーくらいです。駅からの所要時間には余裕をもってのお出かけをおすすめいたします。
長〜い通路を抜けると、横断歩道の先に広がるガーデンプレイス。空間全体にヨーロピアンな香りがいたします。エントランスパビリオンには、大きなからくり時計。1日3回、12時・15時・18時。豊かな表情の人形たちがメロディーとともに時を告げてくれます。訪れた日はお月様も美しく、とても幻想的な夜でした。
恵比寿ガーデンプレイスは今年10月8日、20歳になりました。 冬の風物詩となったイルミネーションは、今年で15回目です。 現在、ガーデンプレイス開業20周年、バカラ創設250周年を記念して、Baccarat ETERNAL LIGHTSー歓びのかたち-と称し、センター広場で幻想的な煌めきのシャンデリアが公開されています。バカラ史上最大。高さ8.4m。幅4.6m。重さは1.8tもあります。ガーデンプレイス内、ジョエル ロブションの内装も手掛けた森田恭通さんデザイン。世界初公開です。
赤坂離宮で拝見したシャンデリアを思い出しました。赤坂離宮のシャンデリアは重厚感があり、とても素敵なものでした。ガーデンプレイスで見るバカラのシャンデリアは、また違う魅力。バカラらしいクラシカルで上品な輝きを放っています。冬の夜、屋外で見るシャンデリアの光には、凛とした美しさがあります。
ガーデンプレイス内はクリスマスツリー、坂道のプロムナードなど全体が美しい光で満たされています。光の総数10万球。 訪れた時間、運よく結婚式に会えました。幸せな光に包まれた素敵な空間が広がっていました。近くにいたマダムたちが「イルミネーションも綺麗だけど、花嫁さん綺麗ね」「縁起がいいわ」と話している声も聞こえてきて、その場にいた皆に幸せな光が降り注いでいた様でした。
時間が経つにつれ風が冷たく、気温も下がっていきます。イルミネーションを楽しむには、やはり3点セットは重宝ですね。私も足元はロングブーツ。イヤーマフを携え、寒さ対策万全でまいりました。お陰で震えることなく、煌きをしっかりと堪能することができました。
ガーデンプレイス冬のイルミネーションは2015年1月12日(月)まで。バカラのシャンデリアも同日まで公開中。 バカラのシャンデリアはクリスタルをより美しく輝かせるために、キャンドルを1灯ずつ6面ミラーでカバー。その反射で、お昼の光の中でも幻想的な雰囲気を楽しめる様に設計されています。年明けまで、そして日中も楽しめるのは、嬉しいですね。
さて、この日の私。ガーデンプレイス内ガーデンホールでの「YEBISU亭スペシャル版」に行ってまいりました。YEBISU亭は新感覚落語。落語はもちろんのこと、毎回話題のゲストも楽しみのひとつとなっている催しです。今回は、津軽三味線奏者の上妻宏光さん。春風亭一之輔さんの軽快なトーク。柳谷喬太郎さんの味わい深さ。加えて、上妻宏光さんのクールな三味線。歌舞伎や文楽とはまた違う趣の「和の世界」を楽しませていただきました。
終了後、ガーデンホールの外はさらに気温が下がり、イルミネーションの光も一段と美しさを増していました。
大人の街・恵比寿で過ごす煌めきの時間でございました。
恵比寿ガーデンプレイス
Baccarat ETERNAL LIGHTSー歓びのかたちー
2015年1月12日(月)まで