雨の日が多くなるこの季節、気持ちもどんよりしてしまいそうですが、そんな時こそ好きな場所に出かけて気分だけは明るく過ごしたいですね。
この日も生憎のお天気でしたが、大好きな美術館巡り。
その前に…もう一つのお楽しみであるランチへ!
美術館のそばにある『ヴィロン(VIRON)丸の内店』に、三菱一号館美術館サポーター仲間(残念ながらサポーター制度は終了してしまったそうです)の友人と伺いました。
こちらは極上バケットを求めて行列のできる人気店です。
私もOL時代からの大ファン。会社帰りに同僚や後輩とお食事をして帰った美味しい思い出のお店です。お腹いっぱい食べてもまたすぐに食べたくなる美味しさ!!昔から食いしん坊の私です。この日は予約して伺ったので並ばず、開店と同時に入ることができました。
パリにいるような店内には焼きあがったパンの美味しい香り・・・幸せな気分。雨もパリっぽい雰囲気を演出してくれているよう!?
お食事は、甲イカフリットのサラダ アンチョビドレッシングを二人でシェア。
フリットの塩味がサラダとよく合います。
白ワインともよく合う~飲み過ぎちゃいそう(キケンなおいしさ!!)
メインは鮮魚のポアレにしました。パリパリ、もちもちのバゲットによくあいます。
久しぶりに会えた友人とランチとワインとおしゃべりを楽しんだ後は、楽しみにしていた三菱一号館美術館へ向かいました。
この日は『上野リチ ウィーンからきたデザイン・ファンタジー展』(5月15日で終了)が開催されていました。
上野リチ・リックスさんは(1893年 当時のオーストリア=ハンガリー帝国)ウィーンに生まれ、日本人建築家の上野伊三郎さんとの結婚を機に京都に移り住まわれました。
戦前はウィーンと京都を行き来しながら、戦後はご夫婦で現在の京都市立芸術大学で教鞭をとり、のちにインターナショナルデザイン研究所を設立したりと、後進の育成にも尽力された方です。
花や鳥のモチーフが多くみられましたが、色彩がとっても美しくて優しくて。
作品の中には第二次世界大戦の最中に手掛けたものもありました。リチさんの作品は明るい気分になれるような素敵なものばかりで…戦時中と思えないようなものでした。
ミュージアムショップで購入したものはハガキです。
こんなにかわいいハガキを頂いたら、受け取った方もほっこり!?しそう。なんて妄想しながら数枚選んでみました。勿論、自宅用にも。
美術館から見える緑も雨に濡れて嬉しそうですね。
三菱一号館美術館の次回の展示会はガブリエル・シャネル展(6月18日~9月25日)が予定されています。ガブリエル・シャネルの仕事に焦点を当てる回顧展だそう・・・今からとっても楽しみです!