前橋にすごく面白いホテルができたと聞いて、群馬在住の伯母と群馬出身の母を伴って行ってまいりました!
地元とはいえ「前橋にはほとんど行かない」と言っていた伯母。「あそこには何もなかったと思うけど」。いえいえ。昔、絹産業でイノベーションを興し、日本近代化の先駆けとなった前橋。今「まち」として大きな変貌を遂げようとしています。
2020年、創業300年の旅館をリノベーションし、新たな食文化とアートの発信源として誕生したのが、今回訪ねた「白井屋ホテル(SHIROIYA HOTEL)」。コンクリートの打ちっぱなしがモダンな印象の外観です。
オールデイダイニングのラウンジは自然採光が気持ちのいい、緑溢れる空間。
各客室ではそれぞれ異なった作家のアート作品を楽しむことができます。私たちが泊まった「エグゼクティブルーム」には、英国人アーティスト、ライアン・ガンダーの作品が。
洗面周りのアメニティは自然由来のものを多く使い、お部屋に馴染むものが厳選されています。
ミシュラン二つ星を獲得した青山の「フロリレージュ」のオーナーシェフ川手寛康氏が監修する、ホテルのメインダイニング 「the RESTAURANT」。
本日のディナーコースのメニュー。地元の食材がふんだんに活かされています。上州のソウルフードにオマージュを捧げた一皿も。
この美しいバラの名前は「OKIRIKOMI」。繊細な花びらは大根と生ハム。そして魔法の白い粉と一緒に食すと。。。たしかに、あの味!!
これは岩魚。切り身にできるほど大きくて脂の乗った芳醇な味わい。4種類のソースで。
片山ひろシェフによる赤城牛のプレゼンテーション。群馬に来たからにはこれを食べなきゃね。この後一人用にスライスされたものがサーブされました。肉の旨味がしっかりと感じられ、赤身でありながら繊細にサシが入ってとろけるような柔らかさ。高齢の母も完食です。
アートを楽しみ、食を堪能し、本当に充実した1泊2日でした。ホテル内には美味しいと評判のベーカリーやブルーボトルコーヒーも入っています。今回は時間の関係でできませんでしたが、ハイキングや茶室体験などのアクティビティもあるようです(詳しくはホテルに問い合わせを)。そして今話題のサウナも。予約が一杯で入れなかったけれど、次回は必ず入りたいっ。
みなさんも群馬にお越しの際はぜひ! おすすめですよ。
最後にホテル前で伯母と二人でポーズ。
以上、ユーユーでした!