クリスマスの旅、第2弾です。
ところかわれば、習慣も違うのは当然ですが、驚くことがいくつかありました。
ツアーの間の移動は観光バスなのですが、主にアウトバーンを利用します。
ドイツのアウトバーンはみんな高速で走ることで有名ですが、なんと高速料金は無料なんです。なんて太っ腹なんでしょう。さすが車大国ですね。名車が生まれるわけです
途中、トイレ休憩に日本でいうサービスエリアに立ち寄ります。日本では信じられませんが、ドイツ国内のトイレは有料です。
アウトバ ーンでは70セントかかります。実際には、50セントのお買い物券がキャッシュバックされるので20セントの使用料となります。
とくに欲しいものはありませんが50セントをつかうためにミネラルウオーターやお菓子を買うことになります。なんかうまい商売となってますね。
入り口には日本でいう「がちゃがちゃ」(カプセルトイ?)があって、こどもたちが好んで買うのでしょうか?こどもじゃないけど、買ってみました。(爆)
ケルンではOPツアー参加者みんなでランチをとりました。
大聖堂より5分ほどあるいたところのレストランです。
せっかくドイツへきてビー ルを飲まないなんてことはありえません。
あっさりとした飲み口ですが、あとで苦味がやってきます。
う~ん。旨い~。
ドイツでは、ミネラルウォーターのほうが、ビールよりも高かったです。
ビッグなソーセージにザワークラウトにマッシュポテト。
ドイツの定番ですね。シンプルな組み合わせですが、なかなかのボリュームです。
ドイツではじゃがいもが主食だそうです。
ワイン!といえば、フランス産がポピュラーかもしれませんが、
私は以前より、ドイツのブルーボトルの白ワインが好きでした。
お手軽な価格でさっぱりと楽しめる味がお薦めです。
リューデスハイムはドイツワインの名産地だそうです。
道路の両側にぶどう畑が広がっています。この時期収穫は既に
終わっていたのですが、低温期になるまで熟させて収穫する
今回はワイナリーにご招待いただきまして試飲させていただきました。
アイスワインやアウスレーゼなどをいただいてびっくりです。
自然な甘味がたっぷりなのです。
こんな甘いワインもあるのですね。
ほろよい気分で、ワイナリーを出ると、冷え込みは少しきつくなってきてます。ワイナリーのすぐ前に広がるクリスマスマーケットのイルミネーションが徐々に輝きを増してきて、それはほっこりとした、気分にさせてくれます。
通りにはローテンブルクにもあった一年中クリスマスのお店、ケーテ・ウォルファルト
クリスマスビレッジがありました。くるみ割り人形の兵隊さんが目印です。
見渡すかぎりクリスマスグッズだらけで、楽しい~。お土産をどっさり買い込んでしまいました。もちろん、我が家のクリスマスツリーに飾るオーナメントも、ゲットです。
わが家のクリスマスツリーです。
小さい街で派手さはないですが、坂もあって静かで落ち着いた趣きがある素敵な街並みでした。
フランクフルトでは、マーケットのあたりのカフェで夕食をとりました。
店員さんの陽気なトニーと(多分ドイツ人ではない)コミニュケーションをとってドイツ最後の夜を過ごしました。
表に出ると細かな雪がチラついていて寒さが増していてます。
ビールを飲んだ体にはけっこう応えました。
それでマイン川沿いに足早に歩いてホテルにもどります。まだ12月のはじめだから寒さは本格的ではない、とのこと。雪国で生活しているわたしですが、やはりキツイですね。ぶるぶる。
もう少しドイツを堪能し たかったなぁ~なんて、思いながら、最後の夜に感慨深いわたしなのでした。
と・・・・いいながら、翌日は出発前の短い時間に散歩がてら美術館、博物館が立ち並ぶ一角に行ってきました。
お目当ては、シュテーデル美術館です。開館までの時間を朝の冷たい空気と落葉した公園を歩きます。
どこの国でも美術館の静けさは同じで、自分とアートとの間に流れる時間が大好きです。
ちょうど、「Fantastische Welten(素晴らしい世界)」と題された展覧会が催されていました。
宗教画がたくさん展示されていて、やはりクリスマスなんだな~と実感した旅なのでした。
みなさま!
素敵なクリスマスをお過ごしください。
◆シュテーデル美術館
http://www.staedelmuseum.de/de