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暑い日は美術館に限る! 快適な館内で名品鑑賞がおすすめです。

NORIKO(OG)

NORIKO(OG)

都内在住。自宅サロンで薬膳、薬膳茶講師、薬膳茶の販売をしています。ワインを飲んだり、友人と美味しいものを食べることが好きです。最近、書道を基礎から学び直しはじめました。無になれる時間が心地よく、毎週のお稽古が楽しみ。書道をきっかけに「和」のものに惹かれるようになりました。日本の魅力なども私らしく発信していきたいです。

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今年の夏は(も!? )暑いですね。
先日、以前書道のクラスでご一緒していた方(彼女は今お稽古をお休み中)と久しぶりにお会いすることに。
ただ、この暑さで外を歩くことも危険を感じ、どこにいこおうかな? と悩んでいたところ、根津美術館で書の名品を鑑賞することができる企画展『よめないけど、いいね!』があると知り、一緒に行ってきました。

こちらの美術館は日時指定予約制なので、開館と同時の午前10時に予約をしました。といっても10時でも外は既に暑く…美術館内は涼しくてとても快適! 汗もかいたし、だんだん身体が冷えてしまうので、羽織るものをお持ちになることをおすすめします。

さて、こちらの企画展、『よめないけど、いいね!』は
・写経
・古筆(平安時代から鎌倉時代にかけて書かれた和様の書道のすぐれたもの。)
・墨蹟(禅僧の筆跡)
・さまざまな書蹟
というテーマで、鑑賞していきます。

 

書の名品と呼ばれているものは、タイトルにあるように何が書いてあるのか理解するのは難しい・・・
昔の人が書いた字は仮名であっても変体仮名と呼ばれる、現在普通には用いられないものが使われていますし、写経も全てを読解するのはなかなか難しいものです。

 

それでも、先人たちから大切に保存されてきた書の名品を前に、さまざまな筆跡をみたり、美しい料紙にうっとりしたり、墨の濃淡、余白の間から美を感じたりと楽しむことができました。

 

今回は音声ガイドもレンタルし、作品に関するあれこれを鑑賞しながら説明を聞くことができた事も良かったなと思っています。

 

上の階では『暑中の涼―夏の茶道具取り合わせー』と題して茶道具も鑑賞することができます。初代根津嘉一郎氏は実業家であり茶人としても知られ、『青山(せいざん)』と号して茶道を嗜んだそう。
ミュージアムショップには茶道関連の書籍も多く並んでいました。
茶道をされる方にもおすすめの美術館ですね。

美術館内を回った後は敷地内にあるNEZUCAFEでランチを頂くことに。
待ち合わせが早かった分、少し早めのランチになり、待たずに入ることができました!
ガラス越しに庭園の緑を眺めることができ、まだ空いていたためゆっくり和風ハンバーグランチを頂きました。


こちらのカフェは10時~16時30分まで。
ランチの利用だけでなく、歩き疲れて休憩に、ティータイムの利用もよさそうです。
次回はケーキも頂いてみたいな・・・

 

ランチの後は日傘をさして庭園も歩きました。茶席に石造物の数々・・・
塀の向こうには飲食店やお洒落なショップが並ぶ青山だということを忘れてしまうほど、緑豊かな庭園が広がっています。


四季により様々な表情を見せてくれる庭園、次回は暑さが落ち着いた秋に。紅葉をたのしめたらいいなと思います。

毎日暑くて暑くて…外を歩き回るのは厳しいなあ…そんな夏の過ごし方、涼しく快適な美術館でゆっくり美術鑑賞おススメです。私自身、好みが偏りがちなので、これを機に今まで足を運ぶことが無かったジャンルの美術展にも足を運んでみようと思います!

 

企画展
よめないけど、いいね!
根津美術館の書の名品
2022年7月16日(土)~8月21日(日)

根津美術館

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