皆様、はじめまして。
響(きょう)と申します。
歌舞伎や文楽の鑑賞。
美術館で作品と向き合うこと。
季節を感じること。
いずれも私にとりまして、
たくさんの学びや気づきを得ることのできる
とても大切なお時間です。
おでかけを通して感じた季節の移ろぎ、
「楽しい!」「面白い!」「素敵!」を
綴ってゆきたいと思います。
日本にいるからこそ、感じることのできる季節感。
そして伝統文化・伝統芸能・美術が
皆様の心潤す存在になりますと、
とても幸せに思います。
どうぞ宜しくお願いいたします。
♪゜・*:.。. .。.:*・♪゜・*:.。. .。.:*・♪゜・*:.。. .。.:*・♪゜・*:.。. .。.:*・♪
春の訪れ~上野
上野にある東京都美術館。
今や「トビカン」と呼ばれているのですね。
幾度も足を運んでいるのに、つい最近知りました。
日本美術院再興100年記念として開催中の
「世紀の日本画」に行ってまいりました。
日常ではあまり目にすることのない
日本画に必要な絵の具や筆などの紹介展示もあり、
興味深く拝見しました。
日本画の佳作揃いの展覧会。
「この作品、教科書の写真で見たことある!」の
本物に間近で会うことができます。
きっと、感動ですよ。
本展覧会「世紀の日本画」は、
前期2月25日まで(終了)
後期3月1日~4月1日
なんと、前期と後期で作品が全て入れ替わります。
美しい日本画を堪能後の上野駅までの散策中、
浮世絵の素敵な行燈たちを見つけました。
「うえの華灯路浮世絵行燈」
夜には光が灯り、江戸情緒あふれる風景になります。
次回の実施予定は、
10月4日~2015年2月27日だそうです。
そしてふと見上げると、小さい春。
学問の神様・菅原道真公は「飛梅伝説」があるくらい
梅が本当にお好きだったそうです。
梅の名所として有名といえば、湯島天神。
今年で57回目の「梅まつり」は、3月9日迄開催中です。
先ほどご紹介した素敵な行燈。
「『湯島天神梅まつり』にも幾つかお貸し出ししています」
と、台東区観光課の方が教えてくださいました。
上野公園は桜のお花見の印象が強いのですが、
季節ごとのお花も楽しむことができます。
たくさんの素敵な芸術に会うことができ、
どの季節にお出かけしても、
その時々の空気や風景を感じることができるのが、
上野の魅力でもあります。
まだまだ魅力いっぱいの上野。
いずれまたお伝えしたいと思います。
<東京都美術館>
東京都台東区上野公園8-36
TEL 03-3823-6921
http://www.tobikan.jp
開館時間 : 9:30~17:30(入館は17:00まで)
※特別展開催中の金曜日:9:30~20:00
休館日 : 毎月第1・3月曜日(祝休日の場合は開館し、翌火曜日休館)
<湯島天神>
東京都文京区湯島3-30-1
TEL 03-3836-0753