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都心で体感 – 江戸の雅。「 浜離宮恩賜庭園」byユーユー

ユーユー

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東京都在住。水辺の風景が好きで、休日に時間ができると関東近郊のベイエリアを探訪。美食とお酒とスポーツを愛しています。以前アメリカに住んでいたこともあり、日本の良さを再認識する温泉旅行にハマり中です。「大人を楽しませてくれる都会のオアシス」情報を中心に発信していきたいと思います。

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各地から紅葉の便りが届く季節ですね!

東京圏でも新幹線や長距離ドライブに頼らず、思い立ったらすぐに行ける素敵な紅葉スポットがあります。

 

私がお薦めするのは、かつては徳川将軍家の庭園であり、鷹狩場や鴨場としても使われた「浜離宮恩賜庭園」。複数の池を擁した広大な日本庭園は、心落ち着く希少な都会のオアシスです。

意外なことに所在地は中央区で、汐留や浜松町からも歩いて行けるんですよ(ちょっと遠いけど)。一般個人は300円の入園料で入ることができます。私は浜松町寄りの「中の御門」から入園。

 

11代将軍家斉の時代にはほぼ現在の姿の庭園が完成していたとされますが、明治維新後に皇室の離宮となり、その後昭和20年に東京都に下賜され、整備されたのちに「浜離宮恩賜庭園」として公開されたそうです。

かつて将軍たちが客をもてなしたり鷹狩りの休憩所として使用した建物は「御茶屋」と呼ばれ、その多くは焼失しましたが、4つの茶屋が昭和から平成にかけて忠実に復元されています。下の写真は復元された御茶屋のひとつ。

園内で最も大きな池である「潮入の池」の中央にある「中島の御茶屋」では、鴨や鷺などの水鳥を眺めながらお茶とお菓子がいただけます。

 

周りを高層ビルに囲まれた中央区の中にこんな風景があるなんてちょっと驚きですね。江戸時代にタイムスリップしたかのような景色は外国人にも人気のようです。

下の写真は鷹狩りに使われた「鷹の御茶屋」。鷹を調教し、狩をさせるのが「鷹狩り」だそうです。

 

園内には多くの木々や草花が植えられ、四季を通じて来園者の目を楽しませてくれます。

池にはボラやセイゴ、ハゼをはじめ、なんとウナギまで生息しているそう(まさに江戸前の鰻!)。私が行った日には、青鷺がそれらの魚を狙ってじっと佇んでいました。

銀座でお買い物のついでにちょっと足を伸ばして、江戸時代の将軍や明治以降の皇族の方々も目にしたであろう景色を眺め、その時代に思いを馳せる – 数百円で体験できる贅沢な時間の過ごし方かもしれません。

 

ではまた!

 

浜離宮恩賜庭園

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